本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第32回は、Windowsに搭載されている記号や特殊文字をExcelのセルに入力して、わかりやすい表を作成する方法を確認する。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

「挿入」タブのアイコンから「記号と特殊文字」画面を表示

Excelで表を作成する際、「郵便番号」や「電話番号」などの項目名にビジュアル的な記号を使用すると、よりわかりやすく仕上げることができる。記号や特殊文字を入力するには、「挿入」タブのリボンにある「記号と特殊文字」アイコンから「記号と特殊文字」画面を表示させる方法が効率的だ。

記号を挿入したいセルをクリックして選択したら、「挿入」タブをクリックしてリボンを切り替え、「記号と特殊文字」→「記号と特殊文字」をクリックする

「記号と特殊文字」画面が表示されるので一覧から使いたい記号を選択して「挿入」ボタンをクリックする

選択した記号がセルに挿入された

「記号と特殊文字」画面にある「種類」欄のプルダウンメニューから記号の種類を選択すると、一覧の内容が切り替わり目的の記号を探しやすくなる。また、「フォント」欄のプルダウンメニューから使用するフォントを切り替えることも可能だ。

「記号と特殊文字」画面にある「種類」欄のプルダウンメニューから記号の種類を選択する

選択した種類の記号が一覧表示されるので、使いたい記号を選んで挿入する

さらに、「フォント」欄のプルダウンメニューから記号だけを集めたフォント「Wingdings」を選択すると、さまざまな記号を挿入することができる。「Wingdings 2」「Wingdings 3」といったフォントも記号だけを集めたフォントとなっている。多彩な記号が用意されているので、上手に活用して見栄えのよい表に仕上げていこう。

「記号と特殊文字」画面にある「フォント」欄のプルダウンメニューから「Wingdings」を選択

絵文字のような記号が多数用意されている