本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第23回目は、Officeアプリケーション共通で使える、背景とテーマの設定方法を確認する。長時間使うアプリだけに、好みのテーマに変更しておくのがオススメだ。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

背景やテーマでアプリのイメージがガラリと変わる

ExcelやWord、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリケーションは、仕事にプライベートに活用できる実用的なアプリ。毎日のように使用しているというユーザーも少なくないはずだ。PCのディスプレイ越しに長時間対峙するものだけに、Officeアプリケーションの画面は自分好みに設定しておきたいものだ。

Officeのユーザー設定では、画面の背景やテーマをカスタマイズすることができる。同じMicrosoftアカウントで使用しているOfficeアプリすべてに変更した設定が適用されるため、どのアプリから設定してもOK。ここではWordのオプション画面から、アプリ画面の背景とテーマを変更する手順を解説していく。

Wordの画面を開いて「ファイル」メニューをクリック

画面が切り替わったら、左下にある「オプション」をクリックする

「Wordのオプション」画面の左で「基本設定」を選択。画面右の「Officeの背景」欄のプルダウンメニューから好みの背景を選択する

次に「Officeのテーマ」欄で画面のテーマを選択。ここでは「黒」を選択してみた。選択し終わったら「OK」をクリックしてオプション画面を終了させる

Word画面のイメージがガラリと変わった。画面上部には設定した背景画像が表示され、全体のカラーイメージは選択したテーマに合わせて変更されている

設定した背景とテーマは、Officeアプリケーション共通で適用される。ExcelやPowerPointを起動すると、Wordで設定したものと同じ背景、テーマになっていることが確認できるはずだ。好みのテーマに変更したアプリを使用すれば、長時間の作業も苦にならない……かもしれない。少なくとも気分は変えられるので、気軽に試してみてはいかがだろうか。

背景とテーマが変更されたExcelの画面

こちらはPowerPointの画面。こちらも設定した背景、テーマが適用されている