本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第19回目は、Wordの文書を読みやすくするための行間隔、段落間隔を調整する方法を紹介する。適度に間隔を空けることで、テキストの読みやすさは大きくアップするはずだ。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

適度な間隔にすると読みやすくなる

多機能な文書作成ソフトであるWordには、当然ながら行間を調整する機能が備わっている。文書全体のバランスを確認しながら行間を調整していくと、読みやすい文書に仕上げられる。

行間を変更したいテキスト部分をドラッグして選択

「ホーム」タブのリボンにある「行と段落の間隔」アイコンをクリックし、プルダウンメニューから好みの行間を選択する

選択したテキスト部分の行間が変更された

また、段落と段落の間隔も設定可能だ。段落を選択して、段落前の空きを大きくしたり、段落後の空きを大きくしたりできるので、文書のレイアウトに合わせて調整するとよいだろう。

段落をドラッグして選択し、「行と段落の間隔」アイコンのプルダウンメニューから「段落前の間隔を追加」または「段落後の間隔を追加」をクリックして選択する

選択した段落の前や後ろの間隔が広くなる

設定した間隔を元に戻すには、「行と段落の間隔」アイコンのプルダウンメニューから「段落後の間隔を削除」または「段落前の間隔を削除」をクリックする