食費の見直しは節約の第一歩。いつでも安く手に入る、しかもおいしい最強の節約食材「もやし」を使ったレシピを紹介しよう。教えてくれたのは筋肉料理人さん。今回は「もやしのかき揚げ、カレー塩添え」のレシピだ。
材料(2~3人分)
もやし 1袋(200g) / ごぼう 1/4本(100g) / にんじん 1/4本(50g) / 桜えび 大さじ4 / 青海苔 大さじ1 / 小麦粉 大さじ8
A(塩 小さじ1 / カレーパウダー 小さじ1/2)
つくり方
1.ごぼうはタワシでこすり洗いして泥を落とす。ピーラーで4cmの長さの薄切り(ささがき)にして水にさらしておく。
2.にんじんは皮付きのまま斜めに薄切りし、これを細く切って千切りにする。
3.もやしはまな板に広げ、包丁でザクザクと切って半分くらいの長さにする。
4.ボウルに水気をしっかり切った1、2、3、桜えび、青海苔、小麦粉を入れて混ぜる。ここに水を少しづつ加えては混ぜ、具材同士がやっとくっつくかな……くらいにまとめる。 5.天ぷら鍋、もしくはフライパンにサラダ油を入れて170℃の中温に熱する。4をお玉にすくい(この状態で円盤状に形を整える)、油に滑らせていれ、時間をかけてじっくり揚げて、もやしの水分を飛ばす。時々、返しながら揚げ、泡が小さくなったら油から上げる。油切りを敷いたバットに立てて置き、油をしっかり切る。
6.皿に天紙を敷いて盛り付ける。Aを混ぜあわせてカレー塩を作り、小皿に入れて添えたらできあがり。
もやしのかき揚げは中温の油でじっくり揚げることでもやしの水分を抜き、サクサクとした歯ごたえが出て美味しくなります。また、水分が抜けるので、もやし自体の旨味もより感じやすくなります。かき揚げを上手に作るコツは、最初に小麦粉を野菜にまぶし、その後に少しの水分を加え、野菜同士がやっとくっつくかな……くらいの薄い衣で揚げることで、さっくりとした軽い食感のかき揚げになります。
筋肉料理人
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。 超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。