『モテる男養成マネーアドバイザー』って何?

はじめまして!「モテる男養成マネーアドバイザー」の森田朝美と申します。「ん?『モテる男養成マネーアドバイザー』って何?」と思われた人も、多いのではないでしょうか。それもそのはず。なぜなら、私が作った肩書きですから(笑)。この肩書きについてはのちほど説明しますね。

突然ですが、ここで男性のみなさんに質問をします。「お金はほしいですか?」「モテたいですか?」。

まずはお金。「もうこれ以上、いらない」って言う方は、あまりいないと思います。ほしい、という人が大半ですよね。もちろん私もほしいです。

次に「モテたい」。これは男性なら、少なからずとも"モテ願望"があるのではないでしょうか? ちなみに、女性の場合、大きな声で「モテたい!」って言う人はあまりいませんが、若い女性向けの雑誌には「モテ服」「モテ髪」「モテメイク」といったような特集がよく組まれていますので、やはりモテたいと考える女性も多いのかもしれません。

ところで、この二つがリンクしているのは、皆さんご存知かと思います。つまり、お金が手に入ることで、モテるようになりやすいということなんです。ただ、決してお金をたくさん持っている社長さんが、銀座のクラブでモテているというようなことを言っているわけではありませんので、誤解しないでください。

私が言いたいのは、「稼ぎ力」を身につけるということが、「経済力」につながるということです。そして、「経済力」が身に付くことで、「お金の不安」が軽減されます。そうなると気持ちに余裕ができ、自分に「自信」が持てるようになります。自分に自信を持っている男性は、端から見るととても魅力的です。その結果、女性にも「モテる」ようになる、ということなんです。

"稼ぎ力"を身に付けるには?

ではここでもう一つ質問をします。あなたの年収は、おいくらですか?

「えーっと、確か去年の源泉徴収票によると、年収は○○万円でした」と答える人も多いと思います。私も以前はそう答えていました。でも、まずはここから考え方を改めてほしいのです。なぜなら、「年収=お給料の額」ではないからなんです。

私が言うところの"稼ぎ力"というのは、本業以外の収入、つまり副収入を得る、ということです。副収入を得る、というと、アルバイトを思い浮かべたり、アフィリエイトをするなど、いくつか方法はあると思います。ですが、私がオススメしたいのは、ズバリ「投資」です。

なぜなら、アルバイトというのは、働いた分しか収入になりませんし、副業を禁止している会社もあるかもしれません。アフィリエイトというのも手間がかかる割に大した収入にならない場合が大半です。それに対して、投資は、経済の知識や金融の知識が必須で、学んだ分だけ、教養にもなります。しかも少ない投資金額で、銀行の利息以上の利益を上げることも可能です。

ちなみに経済に詳しい人って女性から見ると、「頭がよくてステキ♪」となります。例えば、電車の中でマンガを読んでいる男性より、日経新聞を読んでいる人に女性は惹かれます。さらに投資をしている人を見ると、「この人デキルのでは?」となる場合が多いのです。

とはいえ、中には、「投資」というのはリスクが大きくてお金が目減りしてしまう、とかギャンブルといったようなイメージを持っている人も多いと思います。でも投資は決してギャンブルではありません。どちらかと言うと、経済活動の一つといえると思います(その理由については、次回以降お伝えします)。

またリスクというと、「危険」というイメージを持つ人が多いと思いますが、実はリスクの意味には、「本来得られるべき利益を行動しないことによって、危険に遭う可能性や損をする可能性」という意味もあるんです。

ですから、銀行などの預貯金でしかお金を運用したことがない人の話を聞くたびに、「モッタイないな~」と思うことがあります。

もちろん、増えるばかりでなく、減る可能性もありますが、リスクをとらない人は、利益(リターン)も得られないんですよね。

これは全部の人に当てはまるわけではないですが、投資の知識が身について、おまけに収入が得られ、女性にモテるようになったら"一石三鳥"ではないでしょうか!? そんな「モテたい」男性のために、経済の仕組みや、ニュースについて、身近な話題を取り入れながら、投資センスを身に着けて、モテる男になってもらうお手伝いをするのが、冒頭で述べた「モテる男養成マネーアドバイザー」なのです。この連載では、そうしたお手伝いをさせていただきたいと思っています。

これからどうぞよろしくお願いします!

執筆者プロフィール : 森田 朝美(もりた あさみ)

証券会社、銀行、保険会社等の金融機関と上場会社での勤務経験を持ち、現在主にセミナー講師として活動。あるファイナンシャルプランナーに自身で設計した資産運用プランを「完璧」だと評価されたことがきっかけで、投資教育の道に入る。「金融業界側の視点」「公開会社側の視点」「投資家側の視点」の三つの視点から、実践的で分かりやすい講義内容を心がけている。企業研修として、大手企業、外資系企業などでの企業年金セミナー、金融学習教会主催のマネーマネジメント講座、自主企画セミナー「30代OLのための初心者向け株式講座」などで講義。その他、「日経新聞勉強会」などを主催している。