連載コラム『芸能界と投資と私』では、芸能活動をしながら、フィスコのリサーチレポーターとして株式やFXの現場の取材レポートも行なっている三井智映子さんが、これまでの人生を振り返りながら、どうして経済や投資に興味を持つようになったかなどについて執筆します。


ええ、やっていましたとも! 勉強 - 得意な国語を活かすべく科目数を絞る

皆さんこんにちは! フィスコリサーチレポーターの三井智映子です。今日は高校時代の話を書いていきたいと思います。

趣味も多い方だったと思いますが、高校時代は本っ当ーにたくさん勉強していました。そう、受験勉強です。自分で言っちゃいます。私は、そこそこ成績は良かったです。ただ「やらなくても出来ちゃう~」というタイプでは残念ながらありませんでした。見栄でそんなことを言ったことはあるかもしれませんが、ええ、やっていましたとも! 勉強。高校は部活のダンスと勉強で青春は燃え尽きたといえます。

唯一国語は、年間1000冊以上読書していただけに、やらなくても成績は良かったのですが、ほかは普通でした。暗記モノはむしろ得意ではなかったです。今も舞台のセリフやMCの原稿は覚えるのに苦労しています。音声で録って聞いたりお風呂で覚えたり、寝る前も諳んじたり。それでもなかなか覚えられません。当時も世界史や英単語、数式の暗記には本当に苦労しました。

そんな私が早稲田大学に合格できたのは自分の学力に対してシビアだったからだと思います。自信がない分、「頑張れば志望校に受かる!」と思えなかった私は、冷静に自己分析して、「得意な国語を活かして、科目数をなるべく絞ることで時間をかけて点数を伸ばそう」と考えました。国立志望の受験生の半分くらいに受験科目を絞ることで、学力を埋めようとしたわけです。

株式投資の銘柄選びと一緒で、それぞれに得意なやり方・必勝パターン

また高校2年生の段階で自分の受験科目で受けられる大学、学部の過去問をほとんど解いてみました。受験は問題との相性も大事だからです。自分が点数を取りやすい試験を出す大学・学部を知っておくと受験に有利です。もしこれを読んで下さっている受験生の方がいましたら、直前だとやる余裕がないのと時間が勿体無いので、早いうちに過去問をやることをオススメします!

目的意識も早くからはっきりしますし、全部解けなくても相性の傾向は分かるものです。こんな感じで作戦を立てつつ、寝る間を惜しんで勉強をしていました。なので学校では、たまに居眠りしていました。先生ごめんなさい。合格した時は嬉しかったと同時に「これで寝られるー!」と思うくらい、あまり寝ないで勉強していましたね。

私にはこの受験勉強のやり方が合っていましたが、株式投資の銘柄選びと一緒でそれぞれに得意なやり方、必勝パターンがあると思うので、いろいろやり方を試してみたら良いと思います。受験は時間も限られるのでなかなかそうはいかないかもしれませんが、投資も資格も、普段の生活でも覚えたり学んだりすることは多いですよね。投資に関しては私もまだ必勝パターンが定まっているわけではありませんが、これが合っていると思う選び方や探し方を日々バージョンアップさせている感じです。なんだか今回は自分の可愛げのなさを力説してしまった気がします。とほほ。

ちなみになぜ早稲田大学政治経済学部を受けたかというと、経済に興味があったことと、希望の職種であった広告関係の就職率が高かったからです。早く自立して働きたいなぁと早くから思っていたので。ではなぜ芸能界に!? それはまた次回ー!

執筆者プロフィール : フィスコ リサーチレポーター 三井 智映子

共立女子中学校・高校を経て、早稲田大学政治経済学部へ。2001年から芸能活動を開始し、現在テレビ、CM、舞台などに出演。また、いち消費者とアナリストの中間的な存在であるフィスコのリサーチレポーターとしても、株式やFXの現場を取材レポートしています。