俳優の千葉雄大が、シチュエーション・コメディ『漫画みたいにいかない。』のドラマ新シリーズ(日本テレビで来年春放送)にゲスト出演することが9日、明らかになった。
『漫画みたいにいかない。』は、放送作家のオークラ氏が脚本と監督を務める、全く売れない時代遅れの漫画家とその周りの人々の“漫画みたいにいかない日常”をシニカルな笑いと哀愁で描いていくコメディ。ドラマは昨年10月にHuluで配信、今年1月クールに日本テレビ(※関東ローカル)で放送され、4月に上演された舞台はチケットが即完する人気で話題を集めた。
この第2弾となる舞台とドラマが、満を持して制作されることが決定。千葉は、このドラマ版に、漫画家事務所・戸塚プロダクションで働くことになった「小野田栄次郎」役で登場する。
現在放送中の同局ドラマ『プリティが多すぎる』で主演を務め、公開中の映画『スマホを落としただけなのに』や、来年1月スタートの『家売るオンナの逆襲』など話題作へ次々に出演しているが、バラエティ番組での対応もバッチリなだけに、今回のコメディ作品での活躍も期待大だ。
千葉は「チームワークが完成されていて、新参者の僕にもやさしく勝手を教えてくださったり、リハーサルが終わってからも一緒に自主練させていただいたりしました。その成果が出せているといいな、と思います」と意気込みをコメント。また、「東京03さんとは、『東京03 FROLIC A HOLIC』でご一緒させていただいたり、ラジオコントのゲストで呼んでいただいたりと、勝手にご縁を感じております。気に入っていただけていると信じております。オークラさんの本はおもしろくて、自分が表現できるかドキドキするのですが、ふとオークラさんの方を見たときにうなづいてくれるとすごくホッとします。風刺の効いたセンスある世界をご堪能ください」とメッセージを寄せている。
『漫画みたいにいかない。』第2弾は、単独公演の舞台がプレミアチケットとなる東京03、日テレ系情報番組『ZIP!』の火曜メインパーソナリティーにも抜てきされた山下健二郎、ドラマ『チアダン』に映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と話題作が続く山本舞香という、ますます活躍の場を広げるレギュラーメンバーに加え、同作に欠かせないイラスト&アニメーションを手がけるイラストレーター・ニイルセン氏も、もちろん再登板。今回のドラマ新シリーズには、乃木坂46の堀未央奈、島崎遥香もゲスト出演することが発表されている。
舞台の第2弾は『漫画みたいにいかない。第2巻』と題し、東京公演(かつしかシンフォニーヒルズ)が来年2月19日~22日に7公演、神戸公演(神戸国際会館)が来年3月8日~9日に3公演を実施する。
このマイナビニュースの連載「ほとんどの大人の金曜日は、漫画みたいにいかない。」では、舞台『漫画みたいにいかない。第2巻』や、ドラマ版の最新情報を、キャスト・スタッフインタビュー、撮影現場・稽古場レポートなども交えながら、金曜日にお伝えしていく。