いざプレゼンをしようと思っても、どうしたらいいか分からない……! 人の心をつかむスキルって、どうやって身に付けたらいいの!?
2月9日に発刊された、プレゼン、企画提案、営業が苦手な人のための一緒にゼミを受けて学ぶコミックエッセイ『マンガでわかる プレゼン・資料作成』(監修:高橋惠一郎、漫画:あきばさやか、編集:リブロワークス、KADOKAWA刊)から、一部をご紹介します。(※高橋惠一郎さんの高ははしごだか)
イラストレーター・あきばさやかさんといっしょに、プレゼン専門のコンサルタント・高橋惠一郎先生に学びましょう! 全5回の連載、第5回は「プレゼンには『正しい準備』の仕方がある」です。
プレゼンには「正しい準備」の仕方がある
良いプレゼンは良い準備から
いきなりPowerPointでプレゼン資料を作り始めたり、練習しないまま本番を迎えたりしていませんか? プレゼンの準備にも正しいステップがあります。
「プレゼンの準備」の3ステップ
プレゼンの準備は、内容設計→資料作成→実践練習の3ステップで行いましょう。
まずは内容設計でプレゼンの内容を固めていきます。ヒアリングもここで行います。先に内容を考えることで、プレゼンの内容力を高められます。
内容が固まったら、資料作成のステップに移ります。実際にPowerPointなどでプレゼン資料を作っていきます。プレゼン資料のわかりやすさを上げることが、伝達力を高めるコツです。
資料が完成したら、実践練習のステップに移ります。練習するとプレゼン技術が高まり、確実にわかりやすさと伝達力の向上につながります。
実践練習をしてみると、資料を修正したほうがよい点にも気づくはずです。その際は、資料を修正し、もう一度練習してみましょう。資料作成と実践練習のステップを反復して繰り返すことで、プレゼンが洗練されていき、自信を持って本番に臨めるようになります。
プレゼン作りで準備の最初にPowerPointを開いて資料を作り始めるのはNGです。PowerPointなどのプレゼンテーションツールは、図形やアニメーションなど非常に多機能です。いきなり資料作成を始めてしまうと、見た目を整えることばかりに力が入り、内容が疎かになってしまいがちです。まずは紙とペンなどを使って、プレゼンの内容を固めるようにしましょう。
資料の完成が直前になってしまい、実践練習ができないのも、プレゼンがうまくいかない一因です。しっかりと練習時間を確保して、必ず3つのステップを踏むようにしましょう。
「プレゼンの準備」の失敗例
プレゼンの準備の際によくある失敗としては、以下のような例が挙げられます。
『マンガでわかる プレゼン・資料作成』(KADOKAWA刊)
もう一人で 絶望しない! 一発で人の心をつかむスキルが身につく!
「なんでこうなっちゃったんだろう・・・泣」という経験がある方に最適!
今すぐ使えるテクニックから、伝わるプレゼン(プレゼンテーション)の極意まで! プレゼン、企画提案、営業が苦手な人のための一緒にゼミを受けて学ぶコミックエッセイ。7日間の講義を受けて、「相手に価値を伝える」「相手を動かす」技術を身に着けよう!
■本書の特長
●マンガ講義だから、サクッと学べる
生徒役・あきばさやかさんと、高橋先生の間で進む、クスっと笑えるやりとりを見ながら、楽しく学べる。新入社員や若手社員の方にはもちろん、復職予定の方、異動した方、転職した方におすすめ。
●「自信がないが楽しいに変わる」イラスト図解
大事な考え方を豊富なイラストで解説。「発表自体以前に、企画・提案の組み立て方から変わる」ような、根幹となる概念が腑に落ちる構成。
●「ありがちな失敗・勘違い」から学ぶ!
「やっているけれど、うまくできていない」方に役立つ考え方・技術を重視。
「前日夜に資料を仕上げ、練習ができず、絶望した」
「アレもコレも入れなきゃでスライドが崩壊した」
「聞き手が虚無になる地獄の時間を作り上げた」
「失敗したら恥ずかしい!しか考えていなかった」
そんな経験がある方に最適。
マンガを読むだけで、自信がつく、仕事の成果につながる!
■本書の内容
●DAY1:プレゼンを学ぶ前に
●DAY2:プレゼンの本質を理解しよう
●DAY3:プレゼンの型を学ぼう
●DAY4:設計した内容を資料に落とし込もう
●DAY5:資料のデザインのルールを学ぼう
●DAY6:伝える技術を知ろう
●DAY7:プレゼンの極意を知ろう
『マンガでわかる プレゼン・資料作成』
監修 高橋惠一郎、漫画 あきばさやか、編集 リブロワークス
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2024年2月9日
判型:A5判、商品形態:単行本、ページ数:176
ISBN:9784046062789