「ランチタイムはどこのお店も混雑しているけど、いちいち並んでる時間なんてない」「お昼の時間ぐらいゆっくり過ごしたい」「昼食でも身体にいいメニューを選びたい」……このように、都心部のオフィス街には「ランチ」に関する悩みを抱えたビジネスマンが溢れかえっている。「ランチ難民」という言葉が生まれてしまうほどその現状は深刻だ。本連載では、この問題を解決するべく、オフィスで活用できるさまざまなサービスを紹介していく。

  • 今回は、社員食堂をデリバリーしてくれるサービス「みんなの食堂」をご紹介

給食のような温かいお昼ご飯が会社にやってくる!

ランチタイムの過ごし方は、会社近くのお店まで足を運んだり、コンビニでお弁当を買ってきたりと、人それぞれのスタイルがあるだろう。しかし、外食や弁当続きだと栄養バランスも偏ってしまい、健康にも影響が出かねない。とはいえ、福利厚生として社員食堂を設けたくても、初期費用やランニングコスト、スペースの確保などを考えるとなかなか実現が難しいという場合も多いはず。

そこで注目したいのが、低コストで社内に食堂をデリバリーしてくれるサービス「みんなの食堂」だ。同サービスは、社内に机2つ分のスペースさえ用意すれば、料理はもちろんのこと、それらを温めるジャーやホテルパン、さらには食器などもすべて用意してくれるのだという。ランチが始まるまでに指定場所へ一式をデリバリーしてくれるので、お昼休みの時間も有効活用できるのが嬉しい。

  • お店やコンビニで行列に並ばせられるイライラも解消!

献立は、メインディッシュとサイドディッシュ、スープで構成されており、管理栄養士が1週間単位で栄養バランスを考慮したメニューを提供してくれる。定食や麺類、丼ものなどバリエーションも豊富で、どれも家庭的かつ飽きの来ない味わいが魅力だという。

  • みんなでワイワイ、給食を思い出すような雰囲気で楽しめる

  • メニュー例を見てみると、メインディッシュは「揚げさばのおろし煮」、サイドディッシュに「キャベツの炒り卵」、「切り干し大根の煮物」、「トマトと玉ねぎのサラダ」、そしてスープが「にらとえのきの味噌汁」の組合せで、約770kcalというヘルシーさもありがたい

  • 「タコライス」がメインの洋食メニューも

初期費用は0円、1食あたりのコストは税別500円~。利用人数は15名以上からで、対応エリアは東京都の千代田区、中央区、渋谷区、港区、品川区の一部となっている。条件によってはエリア外も対応可能とのこと。

実際に導入を検討したいという場合は、問い合わせ→下見・打ち合わせ→試食会→導入という流れで手続きを進める。問い合わせから導入までは最短2週間。交通系ICカードやクレジットカード決済、給与からの天引きなど、導入先の都合に合わせられるようさまざまな決済方法も用意している。

  • 気にはなっているけどなかなか話しかける機会がないという人にも、このサービスを活用することで声をかけやすくなるかもしれない

同サービスの導入により、社員同士のコミュニケーションの機会が増え、社員満足度の向上や採用実績などの面において効果が出たという声も届いているそうだ。従業員の健康管理だけでなく、社内の環境改善にも寄与するデリバリー社員食堂。導入したいと思った方は、まず試食会を申し込んでみよう。