女性が求める理想の男性像とは……? 個人の好みもあるだろうが、金銭力と思いやり、そして面白さの3つを兼ね備え、その上イケメンであればもう文句なし。まぁ、往々にして男性諸君が考えることはこんな感じ。そしてこの規準と自分を比較しつつ、自惚れたり落ち込んだりの日々を過ごしているのが現実だろう。
しかし女性とは実に複雑な生き物。メンタル的思考が我ら男よりは遙かに複雑で、一概に金と優しさとルックスだけで満足してくれないのは古今東西同じのようだ。
そこで今回は、国際恋愛にあこがれている男性諸君に向け、アメリカで恋愛を研究しているお偉い先生達が口をそろえて唱える「モテる男性の十箇条=Boy's 10-Be's」を紹介することにしよう。
以下がそれだ:
1. Be kind.(優しくあれ)
「どんな男性が好き?」といった質問に「優しい人」といった答えが一番多いと言われており、これは正に基本中の基本の要素。
2. Be sincere.(誠実であれ)
女性を褒めるときは歯の浮くような褒め言葉も時には必要だろうが、sincere compliments(心からの賛美)が本当はベスト。
3. Be supportive.(相手の支えであれ)
「女性のしたいことややりたいと思っていることは喜んで賛成し、支援すべし」。この姿勢は self-centered(自己中)であるより断然有利。
4.Be a listener.(聞き上手であれ)
ズバリ女性の話はどんなに退屈で長いものでも、興味津々といった感じで聞くべし。Just listen.を心がけ とにかく先ずは聞く。途中で口を挟むなどもってのほか。
5. Be real.(現実に即せ)
理想論ばかりでは女性はついてこない。女性は未来の夢よりは今の現実を知りたがる。
6. Be sensible.(賢く、分別を持て)
女性の優柔不断を、ここぞと言うときに分別ある決断でサポートすべし。
7. Be confident.(自信に満ちろ)
女性には、自身に満ちた男性はたのもしく、且つ、魅力的に写る。
8. Be mysterious.(自身をさらけ出しすぎるな)
常に未知数であり、自身の全てを暴露してしまうな。言い換えれば、常に新しい驚きを隠しておけ。
9. Be vulnerable.(弱みも見せろ、母性本能に訴えろ)
女性は誰もが「母」、時には子どものように甘え、困らせるような態度も必要。相談は乗るばかりではなく、ときにはアドバイスを求めることも忘れるな。
10. Be yourself.(自分自身であれ)
自分以上でも以下でもない、実寸大の自分を示せ。
最初の4つは相手に対しての思いやり、後の6つは自分自身への戒めと思ってもらえればいい。本来ならこれら一つ一つについて細かく説明したいところだが、どれも日本語の説明部分を見てもらえれば、大体どのようなことを言わんとしているかは分かるはず。ただし7番目の「Be confident.」と9番目の「Be vulnerable.」だけは「自身に満ちろ、されど同時に弱みもさらけ出せ」とお互い矛盾している内容とも取れるので、少しばかりフォローをしておくことにしよう。
この2つが言いたいことは「強さと弱さのバランスに気をつけろ!」ということ。女性は確かに自信に溢れていて「黙ってオレについてこい!」タイプの男性にあこがれるが、同時に「たまには困ったことなんかで、わたしに相談してくれたって……いいんじゃない!」と思っているのも事実。つまりモテる男は女性の「母性本能」への刺激も忘れるべからずということのようだ。
これって巷で言われている「肉食系男子」と「草食系男子」にも繋がるのではないだろうか。つまり「肉食系と草食系が上手く、バランス良く混ざり合った感じの男子」そこが一番モテる要素を兼ね備えていたと言えるのではないだろうか!? (最近ちらほら耳にし始めた「なめらか系男子」が実はこのタイプだったりして……)
はたして諸君はこの十箇条、幾つクリア出来ているのだろう……早速セルフチェックといこうではないか!!!!
ではまた次回。