今回はズバリ「男女の違い」の話。今までもそういったことは何度か触れてきてはいるのだが、今回はその徹底版といったところ。キーワード(シーン)ごとに男女の違いを語っていこうと思う。これらは欧米文化を基準にしたものだが、こんな男女の差はどの国でも大差なし。大和の国の男子諸君にも大変参考になるはずだ。
Handwriting(手書き文字):
男は自分の筆跡をやたらデコレートしない。一方、女性はカラフルな文具を使うのがお好き。そして、"i" のドットをハートマークにしてみたり、"b" "g" などのループを大げさに描いてみたり。さらには男を振る最後のメールでもスマイリーフェースマークは忘れない。(これって男にとっては以外と頭にくる)
Groceries(食料雑貨):
女性は得てして必要もないものの衝動買いに走ること多あり。だが男といえば、たとえば冷蔵庫にビール1本とライム半分になって初めて重い腰をあげ、余計なものは買わないし、興味も示さない。
Relationships(男女関係):
女性は男との破局のとき、たくさん泣いて女友達に思いのたけをぶちまけるが、そうした後はあっけらかん。何もなかったように日常の生活へと戻り、次の出会いに心を弾ませる。一方男というものはいつまでも未練たらたらで夜中に元カノに電話をしたり、彼女のことをなじりつつもやっぱり君の事を愛してる、やっぱり君が必要だ、もう一度やり直そうとかなんとか往生際がよろしくない。どうもこういった男のだらしなさは世界共通らしく、アメリカのコミュニティーカレッジではこれを克服するコースまである。
Maturity(成熟度):
女性は男に比べ極めて成熟が早く、17歳くらいで心身ともにもう大人。一方男は17歳でもまだまだ子どもっぽい。High School Romances が成就しにくい理由もここにあると言われている。
Bathrooms(浴室):
洗面台にみられる道具といえば、男性はせいぜい6品。歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、シェービングクリーム、石鹸、タオルといったところだが、アメリカ女性にいたってはその数たるやなんと平均で400品以上に上るそうな。化粧品は理解できるが、いったい他になにが必要だというのだろう??
Dressing Up(おしゃれ):
女性はおしゃれを楽しみ、一日の中でもTPOによって着替えることが多い。ところが男はジーンズとTシャツさえあればそれで満足。ドレスアップは結婚式やイベントなど必要にかられたときのみというのが常。
Laundry(洗濯):
女性は比較的頻繁に洗濯をする。男は数少ない下着をときには裏返しにしてまで着るなど溜まりに溜まってからやっと洗濯。ちなみにアメリカではコインランドリー(Laundromat)の利用者は女性の方がダントツに多いという統計があり、男にとってLaundromatは女性との出会いの場所だとも言われている。
Eating Out(外食):
女性は食に関しては男性より好奇心というか浮気心が旺盛だ。"あら、これ美味しそうね、食べてみようかしら"とばかりに冒険をいとわないが、男性は自分が好きなものに終止することが多い。また外食時の支払いも男はおおざっぱだが、女性は伝票に書かれている数字をセント単位まで細かにチェック。時には計算機まで取り出し間違いは絶対に許さない。
Going out(外出):
男が外出時"I'm ready."と言えば「出かけ準備完了、すぐ出かけられる」といった意味だが、女性がこう言ったときは"She will be ready sometime soon."つまり「今直ちにではなく、もうちょっと後」となる。そしてここでの"soon"はとても微妙で、もしこういった返事が返ってきたときはあと30分~1時間強は待つ覚悟が必要と知るべし。
Menstruation / Menopause(月経/更年期):
こういったときは心身ともに変化が起こる。頭痛、腹痛、腰痛、倦怠感などに加え、イライラしたり落ち込んだりと感情的にも不安定になる。優しい彼女が豹変したり、突如として暴言を吐いたりするのも、こういったことに原因があるとされている。更年期は男にもあるようだが、一般的には女性ほど顕著ではないようだ(ひどいケースも希にはあると報告されている)。
Toys(おもちゃ):
女性にとっておもちゃは子供の頃の道具。一般的には11~12歳ころになると興味をなくすと言われているが、男性にとってはおもちゃの魅力は永遠のもの。多少値段ははってはくるが、ミニチュアカー、フィギュア、高性能なジューサーミキサー、オーディオ、ビデオゲーム、ロボット、などなど男にとってはどれもおもちゃであり宝物なのだ。
Friends(友だち)& The Phone(電話):
女性は女友達とあれやこれやと四六時中話が出来るが、男はというとお互いの興味の対象がはっきりしている事柄に関しては話が弾むが、その他はあまり長話をしない。一緒にいても"Pass the Chips."、"Got any more beer?"といった素っ気ない会話を交わすことで終わっていることも少なくない。
Restrooms(公共トイレ):
女性にとってレストルームは社交休憩室みたいなもの。女性が二人連れもしくは数人でトイレに行こうものなら、長くなること請け合い。一方男性にとってトイレは生物学的に用を足すところで社交の場ではない。よって外出先などで、男がトイレに行きたくなったからと言って"Hey Mark, I was just about to take a leak. Do you want to join me?" (マーク、僕トイレに行くけど、一緒に行く?)なんて言いながらトイレに仲良く立つなんてことはまず無いに等しいだろう。
とまー以上。この世に男と女が存在する限り、我々男どもは常々このような違いを考慮して「女」という生き物に接し、さらには愛しつづけることになる。意中の女性が愛しいと思うなら、男諸君よ、このような根本的な違いをしっかり頭に入れ、その上でロマンスを楽しもうではないか!!!
機があれば諸君もさらに「女性」を観察し、それに応じての対処法をしっかりと身につけるようにしよう。そうすることで心の大きい、優しい、包容力のある「男」になれるものだと筆者は信じている。
ではまた次回。