こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。外に出ればまだまだ汗ばむ季節ではありますが、日が落ちるのも随分と早くなってきました。少しずつ秋の訪れを感じるこの頃です。
今年の中秋の名月は9月21日ですね。園で、十五夜にまつわるお話を聞いてきたお子さまも多いのではないでしょうか。今回はお月見の季節なので、うさぎや月モチーフのキャラ弁をご紹介します。
アレンジ無限大『うさぎおにぎり』
作り方はほとんど同じですが、ご飯に色を付けたり、食材を変えたりするだけで、雰囲気が変わります。
今回の『うさぎおにぎり』に限ったことではありませんが、ご飯は色付けしやすく、形も自由に形成できることからキャラ弁を作る時は、ついついご飯の量が多くなってしまうことがあるようです。
大きすぎると食べづらいので、私の場合、おにぎりを握る時は、ご飯の量は大体40g~60gになるようにしています。おにぎりを握る際は、気にかけてみてください。では作っていきましょう。
ピンクのうさぎおにぎりの作り方 {#id2}
(1)写真左上
《準備するもの》
・ピンク色の粉末すし酢、ふりかけなど
・マスキングテープ
・爪楊枝
・薄切りしたにんじん(ほっぺた用)
・海苔(海苔パンチ)
1、マスキングテープを、爪楊枝にはさむように貼り付ける。ハサミで切って耳を作る。
2、ご飯50gに、ピンク色の粉末すし酢、ふりかけなどを使って色をつける。丸く握る。
3、ご飯3gを平たく楕円に形を整える。
4、薄切りしたにんじんを茹でて丸型で抜き、頬を作る
5、ハサミや海苔パンチで目鼻口を作る。
ソーセージ耳の白うさぎ
(2)写真中上
《準備したもの》
・ミニソーセージ
・焼きパスタ
・コーン
・海苔(海苔パンチ)
1、ご飯50gを丸く握り、塩をまぶす。お好みで中に具材を入れても。
2、ミニソーセージを切り、耳と頬を作る。
3、ハサミや海苔パンチで目鼻口を作る。
4、焼きパスタ(耳を顔につけるため)とコーン1粒(鼻)を用意する。
おかかのうさぎ
(3)写真右上
《準備したもの》
・ミニソーセージ
・焼きパスタ
・かつおぶし
・海苔(海苔パンチ)
1、ご飯50gにめんつゆを混ぜ、丸く握る。かつお節をまぶす。
2、ご飯3gを平たく楕円に形を整える。
3、ミニソーセージを切り、耳と頬を作る。
4、ハサミや海苔パンチで目鼻口を作る。
一口サイズのうさぎ
(4)写真下
《準備したもの》
・薄焼き卵、ハム、きゅうりなど(耳になる部分)
・海苔(海苔パンチ)
1、ご飯40gを楕円に握る。
2、ご飯3gを丸く握る。
3、好みの食材(薄焼き卵、ハム、きゅうり)を細長い型で抜く。
4、ハサミや海苔パンチで目鼻を作る。
材料の準備ができたら、ご飯とご飯をくっつけ、ラップで包み、少しおいておきます。
ご飯同士がくっついたら、顔パーツをつけていきます。パーツを焼きパスタ(パスタを軽く炒ったもの)でつける時は、ご飯に刺す部分を長めにとっておくと、時間が経っても崩れにくいですよ。
お弁当に詰める時は、小さな手をつけると、さらに可愛くなります。
忙しいときはおにぎり型を使ってうさぎに
朝からおにぎりを作るのが面倒な時は、
丸型にこだわらず、おにぎり型を使っても便利です。
お弁当箱にも詰めやすく時短になりますよ。
ご飯を詰めるだけのときも、上にパーツをのせるとかわいいうさぎ弁当を作ることができます。
団子のピックを入れたり、さつまいもの甘煮でお月様を添えたりすると、より十五夜のイメージになるかと思います。ピックは園によって禁止されているところもあるので、使う際は確認をするようにしましょう。
続いては、おかずやデザートのレシピを紹介します。