こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。子どものために、かわいいお弁当を作ってあげたい! でも忙しい朝は、時間に追われたりメニューに悩んだりと、お弁当作りは一苦労ですね。
今回は、美味しくてボリュームもあり、お値段もお手頃なコスパ最強食材の『ちくわ』を使ったキャラ弁をご紹介します。
ちくわの特徴である、こんがりとした焼き色や、中が空洞になっているところを利用して作っています。時短で簡単に作ることのできるかわいいおかずばかりなので、リピートして作っていただけたら嬉しいです。
■簡単に量産できるちくわ鳥
ちくわでキャラ弁といえば「ちくわ鳥」。輪切りにしたちくわの穴に、トウモロコシや枝豆を詰めて作るだけなのでチャレンジしやすいと思います。
ひと手間ですが、ケチャップでほっぺたをつけるとかわいい仕上がりになりますよ。ちくわは商品によって太さや長さがまちまちなので、好みのものを選んでください。
■ハチマキをつけたタコさんウィンナー
暑い夏、部活を頑張っている娘に作った応援弁当です。
《ハチマキタコさん》
【材料】2匹分
赤ウィンナー ── 1本
マカロニ ── 1本
ちくわ ── 2~3㎜幅の輪切り2個
海苔 ── 適量
【作り方】
1、赤ウィンナーの中心部分を斜め切りにする。
2、切り込みを入れ、足を作る。(タコの足は8本ですが切り込みが細かすぎると作りづらいので6本になるように切り込みを入れています。足の数はお好みで)。
3、2に半分に切ったマカロニを刺し、サッと茹でる。
4、輪切りにしたちくわを3にかぶせ、海苔の目をつけたら出来上がり。
ハチマキを巻いたタコさんの応援弁当は、お弁当箱を開けた瞬間、笑顔になること間違いなし!
イベント時にもオススメです。
ふわふわ髪の毛に見立てて顔弁に
丸いちくわの断面をいかして、ふわふわパーマのかかった女の子に。リボンピックを刺せば、さらにかわいくなりますよ。しっかり味がついているので、ご飯との相性もバッチリ!
《ちくわのマヨ焼き》
【材料】作りやすい分量
ちくわ ── 3本
マヨネーズ ── 大さじ1
粉チーズ ── 大さじ1
【作り方】
1、ちくわを3~5㎜幅の輪切りにする。
2、フライパンを熱し、マヨネーズを入れて1を炒める。
3、ちくわに焼き色がついたら粉チーズを絡めて出来上がり。
サブおかずとしてもオススメです。
キャラ弁以外でもぜひ、お弁当に入れてみてください。
詰めて切るだけの簡単くまちゃん
詰めて切る簡単くまちゃんは、すき間埋めにオススメなキャラおかずです。
《ちくわくまちゃん》
【材料】作りやすい分量
ちくわ ── 1本
スティックチーズ ── 1本
茹でにんじん ── 薄切り1枚
海苔 ── 適量
【作り方】
1、ちくわにチーズを詰める。(チーズは、冷蔵庫から出してすぐ詰めましょう。時間が経つとチーズが柔らかくなり詰めにくくなります)。
2、適当な幅にカットし、断面に海苔で目鼻口、型抜きした茹でにんじんで耳をつけたら出来上がり。
ちくわで作るお花の卵焼き
もう1つ、詰めて切る簡単お花
ちくわとソーセージにしっかり味がついているので、卵液は味付けなしで大丈夫。 断面がかわいい卵焼きです。
《ちくわのお花卵焼き》
【材料】作りやすい分量
ちくわ ── 1本
ミニソーセージ ── 3本
卵 ── 2個
【作り方】
1、ちくわに茹でたミニソーセージを詰める。
2、卵を割り、よく混ぜる。
3、卵焼き器を熱して薄く油(分量外)を敷き、卵液をお玉1杯分流し入れる。
4、3が焼けてきたら1を手前におき、くるくる巻いていく。
5、残りの卵液を入れ、さらに巻いていく。
6、熱いうちに巻きすで巻いて形を整え、粗熱がとれたら好みの幅に切りお弁当に詰める。
断面に枝豆をつけて葉っぱのように見立ててもかわいくなりますよ。
ちくわライオン
薄切りちくわでライオンのたてがみに
【作り方】
1、熱したフライパンにうずら卵を入れ、目玉焼きを作る。 2、白身が固まる前に、黄身を囲むように薄切りのちくわを並べる。 3、2を冷まし、海苔やチーズで顔パーツを作ってのせたら出来上がり。
卵を焼いた直後にライオンの顔を作ると熱で海苔が縮んでしまったり、チーズが溶けてしまったりすることもあるので、しっかり冷ましてから、ライオンの顔を作ることをオススメします。
ちくわで耳アレンジ
焼きパスタでちくわをおにぎりに刺したら
ちくわ耳のくまちゃんにも
使い勝手も良く、味付けがなくても十分美味しい『ちくわ』は、メインおかずにも、すき間埋めおかずにもなる優秀食材です。
ちょっぴり気持ちにゆとりがあって、何にしようかな? と迷ったときには、『ちくわ』でキャラ弁に、ぜひチャレンジしてみてください。