こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。寒さがまた一段と厳しくなってきましたね。本格的な冬の訪れを感じる頃となりました。
冬のキャラクターといえば『雪だるま』。わたしの住んでいる地域は、めったに雪は降らないので『雪だるま』とは縁遠いのですが、冬の代表的なキャラクター雪だるまは、我が家の子どもたちに人気なので、12月に入るとちょくちょく作ります。
雪だるまは、普段お弁当に入れることの多い、ご飯やパン、チーズの白い食材で作ることができます。よく使う食材なのでチャレンジしやすいのではないでしょうか。
【雪だるまおにぎり】
雪だるまは、丸いフォルムが特徴ですが、まん丸ではなくても雪だるまらしく見えます。 海苔を巻いて作る、まん丸ではない雪だるまおにぎりを紹介します。
最初に、雪だるまの形を決め、きれいに洗った牛乳パック等で型を作ります。
雪だるまの形はお好みで良いのですが、角を作らず、少し丸みを帯びた形にするほうが、らしく見えると思います。切り抜く型は、おにぎりのサイズより小さめになるように作りましょう。
おにぎりを包めるサイズの海苔を用意し、真ん中に型を置き、海苔切り用のハサミを使って切り抜きます。
この時、海苔の外側に切り込みを入れ、重なる部分をカットすると包みやすくなります。
海苔でご飯を包んだら、ラップで包みなじませます。
後ろに海苔が届かないときは、残った海苔の切りくずを活用しましょう。
カニカマのマフラーや、にんじんの鼻、海苔の目と口をつけたら出来上がりです。
【雪だるまいなり寿司】
市販の味付けいなり揚げを使うことで、忙しい朝のお弁当作りも楽チンです。
いなりにシャリを詰めたら、カニカマのマフラーを巻きます。 (ハムや薄焼き卵などで代用しても可愛く仕上がると思います)
顔パーツをつければ、もうそれだけで雪だるまなのですが、
赤ソーセージをカットして、チーズを巻き付けた帽子をいなり寿司につければ サンタ帽をかぶった雪だるまに変身です。
クリスマスにオススメです。
【オムライス雪だるま】
ご飯を薄焼き卵で包むオムライス弁当です。薄焼き卵がキレイに焼けたら、8割完成です。まず、卵を2つ使って、全卵1つと黄身1つで作った卵液と、白身1つの卵液、2種類用意します。味付けはお好みでどうぞ。
この時、白身はかき混ぜないようにしましょう。かき混ぜると泡ができ。雪だるまのシルエットがぼこぼこしてしまうので要注意です。
卵焼き器で全卵と黄身の卵液で薄焼き卵を作ります。薄焼き卵ができたら、丸型で雪だるまのシルエットになるように型抜きし、白身だけの卵液を流し入れます。
白身を流し入れるときは、たくさん入れてあふれてしまうと雪だるまにならないので、スプーンで量を調節しながら流し入れると上手くいくと思います。
カニカマの帽子と顔パーツをつけたら出来上がりです。
【ロールサンド雪だるま】
お好みの具材を巻いて、ロールサンドを作ります。詰める前に、お弁当箱に入るかチェックして詰めます。
カニカマのマフラーと顔パーツをつけたら出来上がり。
つかみ食べしやすいロールサンドは小さなお子さまにオススメです。
【シールで雪だるま】
忙しくて余裕がないけど、可愛いお弁当にしたいとき、100均のシールでパッケージにデコレーションするのもオススメです。
大きな丸シールでオリジナルの雪だるまを作りましょう。
カラーシールはハサミでカットして鼻や帽子、マフラーに。
前日にサンドイッチ袋に貼っておくと、当日は詰めるだけで良いので、気持ちがとっても楽になります。
子どもたちの喜ぶ顔は見たいけど続くお弁当作りだからこそ、無理はしたくないですね。 雪だるまのキャラ弁は、寒い時期であればイベント関係なく作れるキャラクターです。この冬、機会があったらお試しください。