こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。
新年度がスタートして1カ月が過ぎましたね。毎日のお弁当作りお疲れさまです。1カ月も経つと、「お弁当にはあれを入れて、このメニューにして」と、お子さまからリクエストが出てくるのではないでしょうか。
我が家の子供たちはパンが大好きで、「サンドイッチのお弁当にして」と、よくリクエストがありました。パンに卵やツナ、ハム、チーズ、きゅうりなど、中身を色々なバリエーションで楽しめるサンドイッチは飽きがこず、パンの軽い食感は口当たりがよく食べやすいようです。
今回は、色々な種類のパンで作る「サンドイッチ弁当」と、市販の素で作るお手軽「パン弁当」をご紹介します。
ロールサンドイッチ
パンで具材が巻いてあるので、つかみ食べしやすくこぼしにくいです。
ラップを広げ、その上にサンドイッチ用食パンをのせます。具材の水分がパンにしみこまないために、具材をのせる面にはバターかマヨネーズを塗りましょう。
お好みの具材をパンの手前1/3くらいにのせ、くるくると巻いていきます。時間が経つとベチャッとしてしまうので、水分の多い生野菜は控えましょう。
卵は中まで火を通したものを使います。
ツナは余分な汁気を切ってからマヨネーズ、塩こしょうで味付けをします。
きゅうりは切った後に塩を軽くふり、5分ほどおいたらペーパータオルで水分をふき取ります。あまり時間をおいてしまうと塩辛くなってしまうので気をつけてください。
バターやマヨネーズは接着効果があるので、くるくる巻いた後、しばらくラップで包んでおくとくっつきますよ。
そのままラップで包んで、お弁当に入れるだけでなく
キャラ弁にしたり、
一口サイズにするのもオススメです。
コッペパンサンドイッチ
長いコッペパンは、パンの形状に沿って長く切り込みを入れると、小さなお子さまには食べにくく、お弁当箱にもおさまりが悪かったりします。
少し厚めの輪切りにすることで悩みが解消されるのではないでしょうか。
切り込みを入れ、具材をはさむ面にバターかマヨネーズを塗ってから
お好みの具材をはさみましょう。
ふわふわでほんのり甘いコッペパンのサンドイッチ、ぜひお試しください。
ロールパンサンドイッチ
ロールパンに切り込みを入れ、具材をはさむ面にバターやマーガリンを塗り、
お好みの具材をはさめば出来上がり。簡単なので、家族でおでかけの時によく作ります。
具材は冷凍食品のソースとんかつや
甘辛味の冷凍唐揚げをはさめば時短になります。
ロールパンサンドイッチは小さなお子さまには大きいかな、小さなサイズのお弁当箱に入れにくいなと思ったら、ロールパンを半分に切り、小さめなサンドイッチにしましょう。
今回キャラ弁にしたかったので、キャラクターが見えやすいように、切り込みは真ん中から少しずらしています。
出汁のきいた卵焼きもパンと相性が良いのでオススメです。
蒸しパン
朝からお弁当作りを失敗しないためにも、市販の蒸しパンの素を活用します。パッケージの表記通りに生地を準備します。
今回は、輪切りのミニソーセージと解凍したミックスベジタブルを混ぜ込みました。 表記通りの時間で蒸します。
しっかり冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
ホットケーキ
市販のホットケーキミックスを使用しています。パッケージの表記通りに生地を作り、熱したフライパンに薄く油を敷いたら弱火にし、カレースプーンで生地をすくい小さなホットケーキを焼きます。
弱火でゆっくり焼くことで、ホットケーキの焼き色がとてもキレイな仕上がりになります。
イングリッシュマフィンサンド
イングリッシュマフィンは、半分に手で割ったら、トースターで軽く焼きます。 お好みの具材をはさんでできあがりです。
育ち盛りな、我が家の小中学生の子供たちのお気に入りです。
ラップで包んであると、食べやすいだけでなく、パンがパサパサになってしまうのを防ぐこともできますよ。
スーパーやパン屋さんの店頭には色々な種類のパンが並んでいます。定番の食パンではさむサンドイッチも美味しいのですが、パン種類を変えるだけでお弁当作りのマンネリ防止になりますね。
簡単に作ることのできるパン弁当、ぜひお試しください。