こちらは1960年発売のクラシカルな耕うん機です。重厚感があってメカメカしく、赤と白のカラーリングがかなりカッコいいマシンですが、実はこれ、ある有名な日本の自動車メーカーが初めて作った耕うん機なんだそうです。そのメーカーとは?
「赤」がヒントといえばヒントかも?
「耕うん機」は畑や田んぼの耕うんに使う機械です。では「耕うん」とは具体的にどのような作業なのでしょうか? 検索してみると、この耕うん機を作ったメーカーのHPで詳しく解説してありましたので、引用します。
「耕うんとは、土をまんべんなく砕いてやわらかく耕すこと。耕うんによって土に空気が混ざり、ふんわりと柔らかな、作物の根がすんなりと伸びる土にすることができます」
「すき」や「くわ」で土を耕すのはかなりの重労働です。大変な思いをしている人を助けてあげたい、苦労を少しでも減らしてあげたいというのは、この耕うん機を作ったメーカーの根本的な哲学にもなっています。なにせ最初は、自転車に小さなエンジンを取り付けて、買い物に出かける人の苦労を減らそうとしたくらいの会社です。これは、かなりの大ヒントになってしまったかもしれません……。
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