週末の夜遅くに掲載している「今週のデジタル編集部」。こっそりカテゴリを移りつつ、普段の誌面からはちょっとそれまして、編集後記をお送りします。

iPhone 14 Pro買いました。5年付き合ったiPhone 8 Plusとは名残惜しいけれどお別れになります。“iPhone買うときはそのモデルの最大容量を”というポリシーに則って1TBモデルにいってやりましたので、まあなかなか泣けるレベルの出費になりました。5年とは言わずとも、長く付き合えるとよいのですが。

サイズ感には不満なし、全体的なもっさり感がなくなってアプリたくさん立ち上げててもちゃんとバックグラウンドに終了されずに残ってるところなどは非常に好ましいのですが、ホームボタンがなくてTouch IDを使えないのだけはどうしてもイラつかずにいられません。やっぱりFace IDとTouch IDは別のもので、代替にはならないという気がします。どっちが便利ということではなくて。

あと、カメラは出っ張り過ぎ! 卓上に置いたりするとレンズ部分に傷が入りそうでドキドキします。ケースはQuadLockのケースを使うつもりなのですが、10月末発売予定とのこと。1カ月間ケースなしというのも不安なので、なにかつなぎのものを使ってみようかなと思っています。
(O)


iPhone 14シリーズの発売もあってか、周りでスマホを機種変する友人知人が続出。Androidスマホの機種変もけっこういて、なかにはデータや設定の移行がうまくいかず音信不通になってしまった人も。一緒に仕事してる人だから困った……。結果的には事なきを得ましたが、スマホのちょっとした通知設定ひとつで音信不通になってしまうんだなぁ~。自分でも気を付けよう。
(林)


本誌のカメラレビューでもおなじみの写真家の鹿野貴司さんが、いい写真を撮るためのヒントを集めた「いい写真を撮る100の方法」(玄光社刊、2,200円)を9月30日に刊行しました。テクニックや作例もうならせるんですが、この本の醍醐味は本文。文章がとにかく巧みで、もはや撮影テクの解説本じゃなくて鹿野さんの味のあるエッセイ。撮影術はもう頭に入っているわい、という腕自慢の方も思わず鹿野ワールドに引き込まれると思います。ぜひご一読を。
(編集部・磯)


長年使っていたドコモ回線(ahamo)をソフトバンク回線(LINEMO)に切り替えました。ちょっとした事情で仕事用のahamo(6月から使い始めた方)とプライベート用ahamo(長く使っていた方)が4カ月ほど手元でダブってしまっていた……つまり2回線あったのですが、片方をMNPしました。LINEMO自体はサービス当初、eSIM+5Gが使える唯一のキャリアということでちょろっと使っていたことがあり、久しぶりの再加入です。

古い方のドコモ回線には、dポイントやdアニメストアなどdアカウントに紐付くサービスと、固定回線としてドコモ光も使っているので、これらを新しいdアカウントに付け替えたり解約したりと、地味ながら面倒くさい作業がたくさん……その整理はようやく一区切りつきましたが、来月にはドコモ光を別のもう少しお手ごろなプロバイダーへ移行させる作業が残っているので、こっちもスムーズに切り替えられるようにしたいですね。
(編集RS)


ワコムの大型液タブの新作「Cintiq Pro 27」の発表会に参加してきました。ワコムの液タブといえば両サイドにあえて広くとったベゼルが特徴ですが、今回はそれを廃して狭額化。一気にモニターっぽさが増し、従来型よりシャープなフォルムにもなっています。ベゼルは描画時の肘置きでもあったものの、Cintiq Pro 27は排熱機能や描画領域が十分あるのでモニター上に腕を置いて問題ない、というワコムの矜持を感じたような気がします。『雨を告げる漂流団地』を手がけた石田祐康監督が、リアルタイムでキャラクターを生み出す様子を拝見できたのは完全に役得でした。
(漂流団地は令依菜推しの編集S2)

  • 試用時に使ったのとは別のCintiq Pro 27にも、石田監督による漂流団地のメインキャラ・夏芽が大切にしていたぬいぐるみのスケッチがありました