週末の夜遅くに掲載している「今週のデジタル編集部」。普段の誌面からはちょっとそれまして、編集後記をお送りします。 |
東京ビッグサイトに取材に行って帰る際、これまではゆりかもめに乗って都心に戻っていたのですが、都心部を結ぶBRTが走っていることを知り初乗車。認知度が低いためか車内は空いているうえ、所要時間はゆりかもめよりも短いほど。バス自体も新しく、快適でした。おすすめです。
(編集部・磯)
大容量VRAMで作った魔法のかまどに学習データを投入し、プロンプトを呪文として唱えながらTensorコアの火でしばらく煮込むとあら不思議、なぜか画像データが出てきます。魔法を応用した技術は発明から一気に工業化が進み、パッケージ化によるシンプルな導入とWeb UIを用いたかんたんな操作を実現。魔法はこれまで、術者ひとりひとりが長年の鍛錬によって体得する特殊技能でのみ発現する異能でしたが、今では“マグル”でも劣化コピーを大量生産できるようになっています。
GeForce RTX 3060に12GBのVRAMが載っているのを見たときは「なんでだよ」と思いましたが、“マグルのエンパワメント”もとい、エントリー向けAI開発用GPUとしての需要を見込んでいたという伏線だったのでしょうか。
(高菜)
【上映時間の長い映画 「7割」から嫌われる、長時間映画が増加傾向も - ネット「トイレ不安」「トイレ休憩欲しい」】という記事を見て、学生時代に1人でインドを旅行したときのことを思い出しました。
たしか、ニューデリーだったと思います。ノープランで気の向くままに旅していたので、その日も街をブラブラと散歩していました。たまたまシネマの前を通りかかったので、「映画大国・インド」の雰囲気を味わってみようと、鑑賞してみることにしたんです。
選んだのは『GOLMAAL3』。もちろん内容はわかりませんが、なんとなくコメディなのは伝わりました。すると、物語の途中で映画が中断し、お客さんが続々と席を立つのです。
知ってましたか? インドの映画では途中で「チャイ休憩」があるんですよ。10年以上前の話なので、いまもそうかはわかりませんが、休憩時間が用意されていて、みんなおもむろにチャイを飲むんです。映画が終わったのかと思って帰ろうとしたら、ほかのお客さんに「まだ終わっていないぞ。みんなチャイ飲んでるだけだ」と教えてもらいました。
(チキン・マハラジャ・トンパ)