体を動かすことと食べることが大好きな料理人・キムケンさんが、市販されている普通の食材を使った、味も見た目も抜群なレシピを紹介する漫画連載「アラサーからのダイエット飯」。今回は暑い日にこそ食べたい逸品です。
絹ごし豆腐とマッサマンのコラボはいける!
マッサマンカレーといえば、一時期「世界一おいしい料理」として一躍有名になりました。しかし実のところそれは、海外の番組でちょっと発表されたランキングであり、何かしらのコンテストで優勝したわけではないようですね。
私は「世界一の料理」として話題になってから初めてマッサマンカレーを食べましたし、そもそも料理なんて個人の好みがあるので世界一は決められないと思います。ただ、実際に本当においしくて、それ以来、私の好きな食べ物ランキングでもかなり上位に食い込むようになりました。
そんな「世界一」と名高いマッサマンカレーはとにかく旨いので、ついついご飯が進んでしまうんですよ。びっくりするくらい白米と合うので、おかわり3杯は必至です。
そこで、ご飯を滑らかな絹ごし豆腐に変えてみるとどうでしょう。ふわふわとした食感と豆腐の甘みがマッサマンカレーとぴったりじゃないですか。これならつい食べすぎても安心ですし、マッサマンカレーの味も存分に楽しめちゃいます。
タイでうまれた料理なので、暑い日に食べたくなること間違いなしの一品です。ホットな日にスパイシーなカレーを食べてかく汗は気持ちいいですよ(ただし、運動時にかく汗の方が健康にはいいです)!
夏野菜とチキンのマッサマン豆腐カレー
材料(2人分)
絹ごし豆腐 2個 / 鶏もも肉 1/2枚 / なす 1本 / ピーマン 2個 / ぶなしめじ 1/2株 / サラダ油 大さじ1/2 / マッサマンカレーペースト 400ml
つくり方
1. 鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、ナスとピーマンはへたをとって粗みじん切りにする。ぶなしめじは石づきを取ってばらしておく。
2. サラダ油を熱したフライパンに1の鶏肉を入れて中火で炒める。表面に軽く焦げ目がついてきたところで、1のナスとピーマン、ぶなしめじを加える。
3. マッサマンカレーペーストを2のフライパンに加えて沸騰させたら弱火にして、7分間煮込む。焦げつかないように時々かき混ぜる。器に盛りつけたら豆腐を添えて完成。
鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、ナスとピーマンはへたをとって粗みじん切りにする。ぶなしめじは石づきを取ってばらしておく |
サラダ油を熱したフライパンに鶏肉を入れて中火で炒める。表面に軽く焦げ目がついてきたところで、ナスとピーマン、ぶなしめじを加える |
マッサマンカレーペーストを加えて沸騰させたら弱火にして、7分間煮込む |
調理時のポイント
■他にもじゃがいもやズッキーニなどを入れてもおいしくいただけます
筆者プロフィール: キムケン
東京都内の会社に勤めている30代男性。旦那より稼ぎの良い妻の健康を守るため、日々料理を作っている。料理にまつわる四コマ漫画と、そのレシピ掲載したブログ「木村食堂」をほぼ毎日更新中。2016年10月に「うちメシ - ゆかいな我が家の漫画とレシピ」を上梓。