体を動かすことと食べることが大好きな料理人・キムケンさんが、市販されている普通の食材を使った、味も見た目も抜群なレシピを紹介する漫画連載「アラサーからのダイエット飯」。今回は安くて栄養豊富な豆腐をおいしくいただける逸品です。
豆腐は「肉の塊」と言ってもいいでしょう
大豆は「畑の肉」と呼ばれるくらいにたんぱく質が豊富なわけですが、その大豆がギュッと凝縮された豆腐は、もはやほとんど「肉の塊」と言ってよいでしょう(異論は受けつけません!)。
肉の塊ということで思い出すのはステーキですね。近年では低糖質の観点から「ステーキは食べても大丈夫! 」と言われますが、やはり脂質の観点からもっとヘルシーにしたいと思う方も多いことでしょう。
そんな方にお勧めするのが、今回ご紹介する豆腐ステーキです。肉の代わりに使う豆腐は、なにせほとんど「肉の塊」であります(まだ言うか)。豆腐はいろいろな食材に使える一方、わき役になりがちなので今回は堂々と主役になってもらいましょう。
照り焼きにしたきのことも相性抜群で、そのまま主食にしてもおかずにしても大丈夫な一品です。ぜひ、この「肉のカタマリ」を堪能してください!(しつこい)
照り焼ききのこの豆腐ステーキ
材料(2人分)
木綿豆腐 1丁 / きのこ(ぶなしめじ、えのき、まいたけ) 計100g / 刻みネギ 適量
A(しょうゆ 大さじ1 / 砂糖 大さじ1/2 / 酒 大さじ1/2)
つくり方
1. 木綿豆腐はおもしを乗せた状態にしてレンジで2分温め、水抜きをする。
2.きのこは石づきを切って小房にばらして、混ぜ合わせたAと一緒にしんなりするまで中火で炒める。この際、Aは少し残しておく。
3.2のきのこを別皿に取り出し、余ったAで1の豆腐を焼く。
4.3の豆腐にこんがりと焼き目が付いたら皿に盛りつけ、ネギを散らして完成。
木綿豆腐はおもしを乗せた状態にしてレンジで2分温める |
石づきを切って小房にばらしたきのこを調味料と一緒にしんなりするまで炒める |
豆腐の両面にこんがりと焼き目が付くまで焼き、焼き上がり後にねぎを散らせば完成 |
調理時のポイント
■水抜き用のおもしは、水を入れた耐熱容器を使うと便利です
■電子レンジは500Wのものを使用時の時間です。お使いの機器によって時間の調整を行ってください
筆者プロフィール: キムケン
東京都内の会社に勤めている30代男性。旦那より稼ぎの良い妻の健康を守るため、日々料理を作っている。料理にまつわる四コマ漫画と、そのレシピ掲載したブログ「木村食堂」をほぼ毎日更新中。2016年10月に「うちメシ - ゆかいな我が家の漫画とレシピ」を上梓。