印象を上げるために欠かせないのは、なんといっても「笑顔」。笑顔に自信が持てるかどうかで自分のアピール力も変わってくると言えるだろう。せっかくいいスーツを着て、髪型をキメても、「あの人仕事振りにくいな……」「相談したいけど、声かけづらいな」なんて思われたらもったいない!

そこで今回は、相手を惹きつける笑顔をつくる「おいしい顔」を紹介しよう。

  • 顔ヨガ講師の間々田佳子さん

「おいしい顔」で声をかけられやすい表情を目指せ!

「おいしい顔」で鍛えるのは、口角をあげる筋肉"口角挙筋"。周りを見渡してみると、笑っていても口角が上がっていない人が意外と多い。この顔ヨガで周りと差をつけよう!

まずは上の歯を8本みせて笑顔をつくる。この時、目線は上を向き、鼻呼吸を止めないように注意しよう。

  • まずは上の歯を8本みせて笑顔をつくる

次に、喉から舌を出して、ゆっくり右に動かす。

  • 喉から舌を出して、ゆっくり右へ

今度は、そのまま舌をゆっくり左へ動かす。

  • 右まで動かしたら、そのまま舌を左へ動かす

以上の動きを2~3回丁寧に行うことで、1日1セット行うだけでも2週間から1カ月で顔に変化が出てくるそうだ。また、この顔ヨガは舌を動かすので、活舌が良くなったり、声の通りがよくなったりする効果もあるとのこと。

笑顔の質で、相手に与える印象は大きく変わる。まずは1日1セットから、コッソリ笑顔の練習を始めてみてはいかがだろうか。

次回はプレゼンや商談前にオススメの顔ヨガを紹介する。

間々田 佳子


プロのアルゼンチンタンゴダンサーとして活動していた30代後半、体内年齢は20代をキープしながらも顔だけ衰えてきたことに気づき、2010年顔ヨガ講師資格を取得した。現在は、若顔・印象アップ・笑顔レッスン・ビジネスに役立つ表情筋トレーニングなどを延べ2万人以上に指導するほか、メディアや講演等で活躍中。
最新刊「ずぼらさんでも大丈夫! ながら顔ヨガ」も発売中。