ランボルギーニの「ウルス」でクルマの聖地「箱根ターンパイク」にドライブに行ったら、某輸入車インポーター(欧州の)が試乗会を開催していた。小さなクルマや速いクルマを取り扱っている同社の人たちは、ランボのSUVに興味津々な様子。せっかくなので乗ってもらって、感想を聞いてみた。
プロは「ウルス」の何に驚いた?
箱根ターンパイクは神奈川県にある観光有料道路。箱根小田原本線(13.8km)と箱根伊豆連絡線(1.7km)の2区間からなり、東京からだと小田原厚木道路の小田原西インターチェンジで降りれば近い。新車の試乗会などが開催されるので、業務上、結構な頻度で箱根ターンパイクを訪れているが、行くたびごとに珍しいクルマや高価なクルマを見かける、まさにクルマの聖地だ。勾配の付いたコーナリングが連続する面白い道だが、2.2トンもあるのに「ウルス」の安定感はばっちり。ブレーキの性能が高いからか、下り坂でも恐怖感は感じなかった。
ドライブで訪れた日も、色違いのカッコいいスポーツカー数台がターンパイクを気持ちよさそうに駆けぬけていた。試乗会を開催していたインポーターにウルスを運転してもらうと、こんな感想が聞けた。
「異常なくらい曲がりますね! ステアリングの切れ味に驚きました。重そうに見えるのに、切ってみると軽い」
「コックピットの包まれ感がいいですね」
「パーツひとつひとつにお金がかかってますね」
「ブレーキローター、でかっ! 軽自動車のタイヤくらいあるんじゃないですか?」
「ボディサイズは? (全長5,112mm/全幅2,016mm/全高1,638mmです) 数字ほど、長く見えないですね」
ウルスはクルマに詳しくない人にも十分に驚いてもらえるクルマだが、クルマ好きとなら会話が盛り上がること請け合いだ。