暑い夏に食べたくなるのが"かき氷"! そんなかき氷に、これまでの常識を覆す新たな商品が登場したと言う。それが、回転寿司チェーン「くら寿司 原宿店」限定で販売している"氷を使わないかき氷"KURA ROYAL「ミルキースノー」だ。氷を使わないとは!? それはかき氷なのか!? 今回は、そんな新商品の気になる食感や味わいなどをチェックしてきた!
エンターテイメントを届ける「くら寿司 原宿店」
今回訪問した「くら寿司 原宿店」は、ジャパンカルチャーを発信するグローバル旗艦店の第3号店として2021年12月にオープン。Z世代をターゲットにしている店舗でもあり、日本らしさと同時に華やかで写真映えのするポップな内装が特徴だ。筆者が訪れた日は、平日にもかかわらず学生を中心としたお客さんで店内はにぎわっていた。
それもそのはず。同店では、クレープなどのスイーツを目の前で作る「スイーツ屋台」が併設され、回転寿司店の域を越えたエンターテイメント性で訪れる人たちを楽しませている。
今回筆者もカラフルなネオンが彩る屋台で、「ミルキースノー」を作ってもらった。
だがその前に、解決しておくべき謎が一つ。今回の商品は氷を使用していないと言うが、それでは何を使うのだろう……?
スタッフの方に尋ねると、その答えは「ミルク」! 専用の高級かき氷機を使って、冷たい鉄板の上でミルクを瞬時に凍らせながら削るという、なんとも新しい作り方で粉雪のようなかき氷を作っている。
削っている様子を見たものの、一見普通のかき氷のよう……。うーん、これは食べてみないと分からない! ということで早速実食。
気になる新食感を体験してきた
今回いただいたのは、「ミルキースノー マンゴー」と「ミルキースノー ラズベリー」の2種類。個人的におすすめだった、マンゴーからまずは紹介していこう!
「ミルキースノー マンゴー」(480円)
こちらは、ふわふわのミルク氷の上にマンゴーピューレ、マンゴー果実、マンゴーホイップなどをトッピングした夏にぴったりマンゴー尽くしのかき氷!
一口、いただいてみると……ミルク氷が、口に入れた瞬間ふわっと口の中でほどけていく。だが、溶けてきれいさっぱりなくなるのではなく、ミルクの優しい甘さが舌に残るのが印象的で、かき氷というよりも、アイスクリームとかき氷のいいとこどりと言ったところだろうか。
ミルク氷のふんわりとした甘さと、マンゴーの濃厚さがマッチしたトロピカルな美味しさがたまらない。
また、氷のふわっと食感、弾力のある果実のぷにぷに食感と言ったように、一度に複数の食感を楽しめるのも嬉しいポイント。食べすすめても氷ではないため、味が薄くなることもなく、最後まで美味しさを堪能することができた。
「ミルキースノー ラズベリー」(480円)
見た目にも可愛らしい「ミルキースノー ラズベリー」は、ミルク氷の上にラズベリーホイップ、ベリーミックス、ラズベリーピューレ、ミントをのせている。
ミルク氷と甘酸っぱいベリーが相性抜群! イチゴやブルーベリー、ラズベリー、クランベリーと贅沢にベリーが使用されており、バリエーション豊かな酸味を堪能できる。さっぱりしたいときには、こちらのラズベリー味がおすすめだ。
テイクアウトもOK!
ちなみに「ミルキースノー」はいずれも持ち帰りが可能。たとえ、店内飲食が混雑していてもテイクアウトであれば専用の機械で購入し、スムーズに受け取りができる。
テイクアウト商品はスタンド席やテラス席で食べることもできるので、待ち時間や食べ歩きの必要もなし! ぜひ、ミルキースノーを気軽に食べたい人はこちらの方法を活用してほしい。
なお、「ミルキースノー」は7月8日から販売をスタート、終了期間は未定だという。夏の暑い期間は販売予定とのことだが、食べ逃さぬようぜひお早めに! 今夏の厳しい暑さを「ミルキースノー」で吹き飛ばしてみてはいかがだろうか。
■Information
くら寿司 原宿店
【場所】東京都渋谷区神宮前4丁目31−10 ワイ・エム・スクウェア原宿4F