JR東日本が2019年3月16日に実施するダイヤ改正で、奥羽本線秋田~青森間で特急「つがる5号」の運転時刻変更、快速列車の新設などが行われる。津軽新城~青森間で運転された列車は新たにワンマン運転にするという。

  • 特急「つがる」はE751系を使用し、秋田~青森間で3往復運転される

特急「つがる」は秋田~青森間で3往復運転。現行の「つがる5号」は秋田駅19時32分発・新青森駅22時11分着・青森駅22時18分着となっており、新青森駅で北海道新幹線「はやぶさ37号」と接続する一方、東北新幹線仙台・東京方面との接続ができなかった。ダイヤ改正後の「つがる5号」は秋田駅15時52分発・新青森駅18時29分着・青森駅18時37分発で運転され、東北新幹線の東京行「はやぶさ40号」と接続可能に。北海道新幹線の新函館北斗行「はやぶさ27号」とも接続する。

秋田~青森間に新設される快速列車は秋田駅19時20分発・新青森駅22時6分着・青森駅22時13分発で、現行の「つがる5号」とほぼ同じ時間帯での運転となる。秋田~新青森間の途中停車駅は土崎駅・上飯島駅・追分駅・大久保駅・羽後飯塚駅・井川さくら駅・八郎潟駅・森岳駅・東能代駅・二ツ井駅・鷹ノ巣駅・早口駅・大館駅・碇ケ関駅・大鰐温泉駅・弘前駅・川部駅・北常盤駅・浪岡駅・津軽新城駅。新青森駅で北海道新幹線「はやぶさ37号」と接続する。快速列車の新設に合わせ、下り列車の一部見直しも予定されている。

津軽新城~新青森・青森間では、新青森駅で新幹線との接続の利便性を確保するため、新幹線アクセス列車(普通列車)が運転されている。現在は下り(青森行)12本・上り(津軽新城行)11本が設定され、来年3月のダイヤ改正から全列車でワンマン運転を行うとのこと。

その他、羽越本線羽後本荘~秋田間で運転される普通列車のうち、午後の上下各1本で新規にワンマン運転が開始される。五能線では現行の東能代駅12時24分発・能代駅12時28分着、能代駅12時36分発・東能代駅12時41分着の普通列車が定期列車としての運転を取りやめ、多くの利用が見込まれる日に臨時列車での運転となる。