キハ220-1102は指宿枕崎線の特別快速「なのはなDX」で指定席だった車両。当時はイエロー1色の塗装だった。特急「指宿のたまて箱」の登場で「なのはなDX」が廃止され、キハ220-1102は現在、赤い塗装となって肥薩線の普通列車に使用されている。
従来のキハ220形は片側3ドアだが、キハ220-1102は「なのはなDX」で活躍した頃から中央の扉がなく、縦長の展望窓となっている。車内も座席や展望スペースをはじめ、「なのはなDX」時代の設備がほぼ残されているそう。いまは指定席料金なども不要で、乗車券のみで乗れる「乗り得列車」といえるかもしれない。