2013年3月のダイヤ改正から長野エリアで運用開始された211系は、「長野色」と呼ばれる淡いブルーと淡いグリーンの帯を巻く。いまでは同エリアの中央本線・篠ノ井線などで主力車両となり、都内の立川駅まで乗り入れる列車も見られるようになった。

中央本線を走る「長野色」の帯の211系

最近まで115系が主力だったが、ここ1~2年で211系への置換えが進んだ

211系は1980年代の国鉄時代末期にデビューした直流近郊形電車。かつて東海道線東京駅発着の列車や宇都宮線・高崎線上野駅発着の列車で活躍したが、現在は撤退し、その一部車両が長野エリアへ転用されている。同エリアの211系は3両編成と6両編成があり、車内もセミクロスシートの編成とロングシートの編成に分かれる。