「出会いがない」という話をしていると、しばしば出てくるのが「合コンとか行けばいいのかな」という発言。しかし実際に参加することは少なく、それには理由もあるよう。今回は、女子が「合コンに行きたくない」と思う理由をご紹介します。

■初対面の人と何時間も話し続けるなんて苦行すぎる
合コンなら当たり前のことだが、初対面の人と何時間も話さなければならないのが苦痛。そもそもどうやって会話のネタを見つけるのかが分からない。

■思う存分ビールが飲めない
大抵飲み放題コースなのに、飲みたいだけビールを飲むことができない。何となくカクテル系を頼まなきゃいけないような空気を感じて、苦手な味のお酒を飲んでしまうことも。

■友情が崩壊しそう
一緒に行くメンバーと同じ人を気に入った場合、気まずくなりそう。そこでお互いの知られざる一面を発見して友情が崩壊したら悲劇。

■取り分けで必要以上に気を使わなければならない
率先して取り分けると「モテたいのかな」と思われそうだし、やらないでいると「気が利かない」と思われそうと考え、料理が来るたびに迷うのでとても疲れる。

■正直、ご飯がおいしいと思うことは少ない
会話が中心のため食事に集中できない上に、緊張感から味わう余裕もない。どんなにおいしいごはんが出ても、味がしなくなってしまう。

■モテない自分を自覚するのが苦痛
男性陣からの反応が他の参加者に比べて明らかに鈍いとき、自分がモテない人間なのだと自覚させられてつらい。

■すごく素敵な人には会えない気がする
一度の合コンに参加する男性の人数は3~4人。学生時代には一学年に何百人も男性がいたことを考えると、やはりすごく素敵な人にめぐり合える確率は低い気がする。理想が高すぎるのかもしれないが。

■幹事どうしの人間関係に気を使う
合コンでの振る舞いが幹事の人間関係に影響を与えないかが心配。「連れてこられたメンバー」として恥ずかしくないようにしないとと頑張りすぎてしまい、疲れる。

■時として、心が痛む光景を目にすることがある
AさんはBさんと話したそうなのに、BさんはCさんの方ばかり向いている……といった「プチ片思い」のような場面に遭遇すると、いたたまれない気持ちになる。

■オシャレにお金と時間がかかる
ネイルや髪、服装を「かわいい女子」の水準まで上げるために、お金と時間がかかる。髪を巻く時間があったらTwitter見ていたい。

■反省会の方が楽しい
合コン終了後に反省会と称して、女子だけで相手グループについてあーだこーだしゃべる方が合コン自体よりも楽しい。だったら、最初から女子会をすればいいと思う。

■男性陣の感想を想像すると泣きたくなる
反応が余り良くなかった合コンの帰り道、反省会で男性陣が自分のことを何と言っているかを想像すると、泣きたくなる。

■これだけの苦難を乗り越えてまで出会わなくてもいい
貴重な休日や夜の時間を、気疲れやつらい思いで過ごすくらいなら、家でおいしいご飯を作ってさっさと眠った方がいい気がしてならない。たとえそれでは出会いがなかったとしても。

合コンを嫌っているわけではないけれど、何となく乗り気になれない理由を並べてみました。一見すると言い訳のような理由もありますが、その中には、友情の崩壊を恐れたり、幹事の人間関係を考えたりする優しい側面が隠れているような気もします。