「地雷ワード」とは、夫婦間で交わされる日常の会話のなかで、ふとした瞬間に相手の機嫌を損ねたり、傷つけたりするひと言のこと。夫婦問題研究家の岡野あつこさんが、夫が妻に言いがちな「地雷ワード」と、地雷を踏む可能性を回避する「言い換えワード」を解説した『無自覚な夫のための地雷ワード事典』(日本文芸社)から、一部を編集・抜粋してご紹介します。

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夫にとっては何気なく言っただけのひと言。しかし気づかいが足りないと、悪気がなくても妻を怒らせたり、傷つけたりすることも……。妻に対して夫が“言いがち”な地雷ワードを学んでいきましょう。

【地雷ワード05】「怒らない子育てをしようよ」

理想の子育てと現実は違うことに気づかない

食事中に食べ物で遊びはじめたり、外出先ではしゃぎまわったりとやんちゃ盛りの我が子に対し、妻が厳しい口調で注意したときなど、傍で見ていた夫から発せられがちなひと言。普段は仕事の忙しさを言い訳にして子育てに参加しないのに、どこで聞きかじってきたのか「子どもはホメて育てるのが大切で頭ごなしに怒ってはいけない」などともっともらしい解説をしながらダメ出しします。ところがその後、子どものやんちゃを妻が無視していると自分で注意しはじめるのですが、結局うまくいきません。仮にうまくいったとしても、そのときだけの話だし、そのドヤ顔に妻としては結局イライラしてしまうでしょう。

【地雷ワード】の言い換えは?

「毎日の子育てで大変だよね。一緒にやろう」

忙しくてゆとりがないときほど、妻は子どもを叱りがちになります。そんなときこそ妻に労いの言葉をかけて、自ら「怒らない育児」を実践する姿勢を示しましょう。


本連載は、夫婦問題研究家の岡野あつこさん監修による 『無自覚な夫のための地雷ワード事典』より、一部を抜粋してご紹介しています。

ほかの【地雷ワード】もチェック!

『無自覚な夫のための地雷ワード事典』(日本文芸社)
著者:岡野あつこ

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