マイナビニュースの姉妹サイトであるiPad/iPhone専門情報サイトiPad iPhone Wire」より、オススメのiPad/iPhoneアプリをご紹介するこの連載。今回ご紹介するのは、手帳のロングセラーのiPhone版、『「超」整理手帳 for the iPhone』。オリジナルの手帳の使いやすさをiPhoneにも持ち込んだアプリとなっている。

カレンダー形式のスケジュール帳とラフな"ジラフメモ"

『「超」整理手帳 for the iPhone』の内容は大きく分けて2つ。イベントを2週間ごとに見ることができるスケジュール帳と、雑多なことを書きとめることができる"ジラフメモ"だ。それぞれに異なった特徴の機能を備えており、その時々で自由に使い分けることができる。

スケジュール帳に関しては、スクリーンショットを見てもらうのが一番分かり易いだろう。2週間のイベントが一覧で表示され、蛍光ペンや赤ペンなどで色分けをすることができるため、イベントのテーマや優先度などを直感的に確認することができる。それぞれの日付をタップすると詳細な1日のタイムラインが表示され、こちらも色分けが可能だ。イベントにはタグを付けることができるので、テーマごとにイベントを検索することもできる。

2週間を色分けでざっと見渡すことができるのが大きな特徴だ

実際の手帳のように蛍光ペンや赤ペンで色分けができる

イベントは詳細に設定可能だ

イベントごとに装飾を施せる。テーマや優先度に応じて使い分けよう

テーマごとにイベントを検索

デフォルトで用意されているタグは6種類。もちろん自分で自由に作成できる

入力履歴をタップすればイベントのタイトルを一々入力しなくて済む

これが"ジラフメモ"。書き留めておきたいことをサクサクと追加できる

"ジラフメモ"にはスケジュール帳のようなタイムラインの割り当てや色分け機能がないが、サクサクと書きたいことを書けて、いちいち保存の操作を行う必要もないので、ちょっとしたメモ帳として活用できる。また、写真を添付したりメールで送信することも可能だ。スケジュール帳を使うまでもないときに便利だろう。

ところで、この"ジラフメモ"の"ジラフ"は英語でキリンを意味し、メモ全体はキリンをモチーフにした(であろう)黄色で一面配色されている。キリンとメモ帳が一体何の関係があるのか、他の動物ではダメだったのか、作者はキリンが好きだったのだろうか――筆者は小一時間悩んだが、結局謎は解けなかった。


本物の手帳やメモ帳を思わせる使用感と他コンテンツとの連携が魅力

本アプリの最大の特徴は、本物の手帳やメモ帳のように色分けをしたり印を付けたりできる点だろう。従来のスケジュール管理アプリはどうしても表計算ソフトのようにのっぺりとしてしまいがちだが、これなら仕事の優先順位や進捗状況などを直感的に判断でき、より立体的な予定表にすることができる。

また、Googleカレンダーとの同期が可能であるため、iPhoneでスケジュールを作成してパソコンで管理することができる点も大きい。

なお、本アプリは1月17日現在、発売記念セールとして1200円のところを700円で販売されている。iPad版も『「超」整理手帳 for the iPad 講談社』も別途販売されている。

【コラム】iWire特選アプリレビュー
第6回 2012年はこのアプリで日記を付けてみよう! - 「Wonderful Days」(2012年1月1日)
第5回 写真に文字を埋め込んでアート気分を楽しもう! - 「WordFoto」(2011年12月31日)
第4回 GPSで現実とリンクした新感覚ドライブアプリ - 「BackSeat Driver」(2011年12月28日)
第3回 アップルが選んだ2011年のベストiPhoneアプリ - 「Wunderlist」(2011年12月23日)
第2回 無料ながらも8カ国語に対応の翻訳アプリ - 「NAVER翻訳App」(2011年12月20日)
(提供:iPad iPhone Wire)