本連載では、マイナビニュースの姉妹サイトであるiPad/iPhone専門情報サイト「iPad iPhone Wire」より、オススメのiPad/iPhoneアプリを毎回ご紹介してまいります。面白そうだと思っていただけたら、ぜひダウンロードしてお試しください!
スケジュール帳やToDoリストは色々な機能やコンテンツのものが普及しているが、やはりシンプルで使いやすいものが一番満足できる。そんなユーザーの声を反映してか、2011年のiTunes Storeを総括する「iTunes Rewind 2011」で「今年のベストiPhone App」に選ばれたのが、無駄を省いて必要な機能だけを残したスケジュール管理アプリ「Wunderlist」だ。
無駄を省いて使いやすさを追求したスケジュール管理アプリ
『Wunderlist』は一見すると一般的なToDoリストのようだが、特筆すべきは無駄な機能がない点だ。『Wunderlist』の機能は大きく分けて3つ。重要なタスクにスターをつけて管理する機能と、タスクにタイムラインを割り当てて管理する機能、そしてタスクの期日を過ぎたものをピックアップする機能だ。
どの機能も便利だが無駄がなく、それぞれのエントリが画面下のバーに独立して表示されているので混乱しにくい。"今日"をタップするとその日のタスクを一覧で見ることができるし、何か大事な用事があったかなと思えば"星付き"をタップして確認することが可能だ。その日のタスクや期日が過ぎてしまったものについてはアイコンに数字が表示されるので、『Wunderlist』自体を起動させなくてもタスクを忘れないだろう。
ディテールまで凝った作り
『Wunderlist』は非常にサクサクと入力することができるので、こうした管理アプリにありがちな重さは感じない。タスクはタイトルを入力するだけですぐにリストに追加でき、スターもタップするだけで付けたり外したりできる。また、スターを付けると強制的にリスト上部にまとめて移動する点は好感が持てる。タスクをざっと見渡してどこにスターが付いているのかを一々確認する必要がなく、スターの付いたタスクはリストに関係無く一覧で確認することもできる。
その他にも『Wunderlist』は終了したタスク、7日以内のタスク、期日を設定していないタスクなどの分類でエントリを確認することもできるが、こうしたあまり頻繁に使わない機能はすべて"More"の中に入っており、コンパクト化されているため、特に邪魔にならない。地味なところまで使いやすさを追求したこのアプリは、さすがにiTunes Storeの数あるアプリの中でベストに選ばれるだけあって、筆者がこれまで使用してきた類似品と比べても一番満足度が高い。年末年始で忙しくなる前に導入してみるのもよいかもしれない。
(提供:iPad iPhone Wire)