駅探エキスプレス(乗り換え案内)を公開する駅探から、話題のイルミネーションスポットを紹介する「駅探イルミネーション特集2008」(以下、駅探イルミネーション)がリリースされている。今回はこの駅探イルミネーションを紹介しよう。なお、イルミネーションスポットのデータベースはアプリ本体に搭載されており、ネットワーク接続の必要はないので、iPod touchでも安心して利用できる。
毎年クリスマスが近づくと、ホテルや百貨店を初めとして、各地の繁華街でで競い合うようにイルミネーションが飾られる。筆者の地元でも例年通り、駅前にトナカイやクリスマスツリーを模したイルミネーションが飾られ、行き交う人の中には、立ち止まって見とれている方もいる。
年の瀬の忙しい時期ではあるが、華やかで美しいイルミネーションを眺めて、少し気持ちを落ち着けてみるのはいかがだろう。恋人や連れ合いと散策に出かけるのもいいだろう。
ソフト名 | 駅探イルミネーション特集2008 |
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バージョン | 1.0 |
作者 | 駅探 |
カテゴリ | 旅行 |
種別 | フリーソフト |
動作環境 | iPod touch(2.0以上)、iPhone(2.0以上) |
ファイルサイズ | 4.1MB |
価格 | 無料 |
イルミネーションスポットのデータベース
駅探イルミネーションで紹介されているのは、全国各地のイルミネーションスポット、その数は約130カ所にのぼる。「まっぷるnet」(昭文社)のイルミネーション情報を元にしたものだ。
紹介されるイルミネーションスポットは、各地方(エリア)→都道府県ごとに分類され、イルミネーションのイベント名称とともに写真も掲載されており、各都道府県ごとに一覧できる。なお、画面左下の「検索」をタップすると、いつでもエリア選択のトップ画面に戻れる。
各イベントの詳細画面では、写真・イベント名称とともにキャッチコピーだけではなく、そのコンセプトなども含めた詳細な紹介記事が用意されている。記事末尾には、開催期間、照明時間、場所、問い合わせ先、交通の利便などが明記されている。iPhoneであれば、詳細について問い合わせしたい場合でも、電話番号をタップするだけで電話することも可能だ。また、この詳細画面の下部には、標準マップで周辺地図を表示させる「マップ」、駅探エキスプレスでの経路検索に切り替える「乗り換え」が用意されている。
標準の「マップ」と連携
駅探イルミネーションでは、各イルミネーションの詳細紹介から、「マップ」(Google Map)を起動して開催場所の周辺を地図や航空写真を確認できる。その手順は、画面下部に用意されている「マップ」をタップするだけだ。
もっとも最近のポータブルナビのように、目的地を正確にピンポイントで設定してくれるわけではないので、(現時点では)お気楽に徒歩ナビゲーションというわけにはいかない。車での移動についても、即座に経路を探索することはできない。イルミネーション開催地周辺のランドマークを明示的に指定するほかない。少々残念なところだ。
駅探エキスプレスでの経路探索も可能
公共交通機関を使う場合は「乗り換え」を利用すればいいだろう。「乗り換え」をタップすると、目的地近くの駅を「到着駅」に設定された状態で「駅探エキスプレス」(Version 2.1)が起動する。
ただしこの機能を利用するには、有料版(350円)の「駅探エキスプレス(乗り換え案内)」(現時点ではVersion 2.1)がインストールされていることが前提だ。以前公開されていた、無料版の「駅探エキスプレス」(Version 1.2)では、この連携機能は利用できないので注意が必要だ。
最新の駅探エキスプレスがインストールされてない場合は、「乗り換え」連携機能は利用できず、「未対応のURL」と表示され、「駅探エキスプレスWEBページ」へと誘導される。旧バージョンの駅探エキスプレス(Version 1.2)がインストールされていても同様の処理が行われる |
なお、駅探イルミネーションは、ジュエリーブランド「ME.」の協賛で開発・提供されているとのこと。画面右下の「おすすめ」は、この「ME.」の宣伝ページとなっている。各記事にバナーを埋め込むタイプでなく、節度ある宣伝広告で好感がもてる。