iPhoneの基本や詳しい操作方法を、画面キャプチャをまじえながら紹介している本連載。前回は、ソフトバンクが提供するキャリアメール「MMS」用の迷惑メールブロック機能の設定のかんたん設定について紹介した。今回は個別設定について詳しく解説する。

迷惑メールブロックの個別設定を利用することで、より細かな設定が可能だ。「かんたん設定」では防げない迷惑メールがある場合や、反対に必要なメールまで受信拒否されてしまう場合には、個別設定を利用して、設定を調整してみよう。

個別設定では「なりすましメール」「ともだちメール安心設定」「未承諾広告メール」「URLリンク付きメール」「受信許可・拒否設定」「海外からの電話番号メール」の6種類の設定が行える。

個別設定を利用 -その1-「なりすましメール」

まずは「なりすましメール」の設定から解説していこう。なりすましメールとは、送信元のメールアドレス(From)が、本来のメールアドレスとは異なるメールアドレスになっているメールのこと。パソコンから携帯電話のメールアドレスに偽装して送信するなど、迷惑メールの送信によく利用される手法だ。

「かんたん設定」の左下にある「個別設定はこちら」をタップ

個別設定項目が並ぶ中から「なりすましメール」を探そう。なりすましメールの受信を拒否する場合は「受け取らない(拒否設定する)」を、受信する場合は「受け取る(このフィルタは使わない)」をタップ

画面をスクロールして、一番下にある「次へ」ボタンをタップ

「かんたん設定」の時と同様に変更内容の確認画面が表示される。内容に問題がなければ、画面下部の「設定する」ボタンをタップすれば、設定は完了だ

これで設定は完了だ。画面右上の「ログアウト」ボタンから忘れずにログアウトしておこう

次回は、「ともだちメール安心設定」「未承諾広告メール」の個別設定ついて紹介する。