iMovie』には、通常のムービーの他に「予告編」ムービーを作る機能があります。劇場やテレビCMなどで流れる映画の予告編のようなムービーを、テンプレートに沿って手軽に作れる機能で、いかにもそれっぽい雰囲気のパロディ風ムービーを簡単に作ることができます。映画本編を作る作らないに関わらず、カメラで撮影した短いビデオが何本かあれば、すぐに作り始められます。

テンプレートでムービーを作る

プロジェクト画面で新規作成ボタンをタップし、「予告編」を選択

テンプレートを選択して「作成」をタップ。再生ボタンでサンプル映像を視聴できます

テンプレートは、文字のカットインやサウンドが組み込まれた1分前後のムービーになっています。カットインの背景やサウンドは変えられませんが、文字と映像を編集できる仕組みになっています。

「アウトライン」タブでムービーの名前やクレジットを入力。「ロゴスタイル」ではスタジオロゴを5種類から選択

「絵コンテ」タブではムービーの流れを文字と仮画像のカットで表示

仮画像にある「ミディアム」や「ワイド」などは、テンプレート上のカットの画角を示すもので、守らなくてはいけないわけではありません

文字をタップして入力。書体や文字の大きさは変更できません

カットのコマをタップして、当てはめるビデオや写真を選択

指定の時間に合わせて自動的にトリミングされます。再生ボタンでプレビュー表示/矢印で挿入。「完了」をタップすると絵コンテの画面に

ひとつ挿入すると自動的に次のカットへ移動。微調整は後でできるので、とりあえずどんどんビデオを当てはめていきます。

カットを入れ終わるとこの状態。再生ボタンでプレビューできます

カットのコマをタップすると、ビデオの再生位置を調整できます。削除して入れ替えも可能

プレビューしながら調整していけば完成です。

ムービーをシェア

出来あがったムービーは、他のユーザーに送ったりSNSなどにシェアできます。

プロジェクト画面からムービーを選択

シェアボタンをタップ

AirDropなら、iMovieが入っているiPhone/iPadにiMovieのフォーマットのまま送れます

FacebookやYouTubeなどに直接投稿が可能。サイズや公開/非公開も設定できます

メールやメッセージに添付して直接送信も。ファイルサイズが大きいので、Wi-Fi接続推奨です

今回作成したムービーのサンプルです。