Keynote』アプリを使えば、iPhoneだけでも見栄えの良いプレゼンテーションを作ることが可能です。では、実際にプレゼンを行う際の画面出力はどのようにすればよいのでしょうか。

iCloud経由でPCから表示

Keynoteは他のiWorkアプリと同じように、iCloud経由で他のデバイスとファイルを共有しています。ノートPCからプロジェクタ等に画面を出力してプレゼンを行う場合は、ブラウザからiCloudにアクセスすれば、すぐにiPhoneで作ったファイルを開くことができます。iCloud上で使えるブラウザ版Keynoteでプレゼン用の全画面表示が可能なので、ノートPCにKeynoteが入っていなくても大丈夫です。

ブラウザからiCloudにアクセスし、Keynoteを開く

ファイルを選択

ファイルが開いたら再生ボタンをクリック

全画面表示で再生開始

あとは通常通りノートPCをプロジェクタ等に接続し、映像出力をすればOK。ただし、ブラウザ版Keynoteではオブジェクトのアニメーションが再生されません。

iPhoneから映像出力

ノートPCを使わなくても、専用の変換ケーブルがあればiPhoneから直接モニタやプロジェクタに映像を出力することが可能です。HDMI用VGA用の2種類があるので、使う機器に合わせて調達してください。

こちらはHDMI端子の変換ケーブル

まず、iPhoneのLightningコネクタにこのケーブルを接続し、そこからHDMIまたはVGAケーブルで出力機器と接続。

iPhone→変換ケーブル→HDMIケーブル→出力機器

次にiPhone上でKeynoteを開き、再生ボタンをタップすればOK。

iPhoneからモニタへ出力

映像出力中のiPhone上のKeynote

この時、iPhone上のKeynoteには発表時の台本に使える「発表者ノート」が表示されます。各スライドに仕込んでおくことができるので、スマートなプレゼンに役立ててください。

ツールボタンをタップ

「発表者ノート」を選択

左側からスライドを選択し、テキストを入力