iPhoneに保存されたアドレス帳や写真・音楽・アプリなどのデータが、無くなってしまったら困りますよね。バックアップはどうすれば良いのでしょうか? 実は、Apple IDがあれば無料で5GB(+α)のスペースをバックアップに使うことができるようになっています。それが『iCloud』と言われる、Appleが提供するオンライン上のスペースです。
準備はこれだけ、即バックアップ開始!
ここにデータをバックアップしておけば、本体を壊したり失くしてしまっても、新しいiPhoneにすぐにデータを復元できます。まだ設定していない人は、必ずバックアップを設定しておきましょう。
Step3 「iCloudバックアップ」をオンにする。図のようなポップアップが表示されたら「OK」をタップ |
これで、とりあえず現時点の内容までいつでも復帰できるようになりました。この後は、iPhoneが1日1回自動的にバックアップを作成してくれます。
最後にバックアップされたのがいつか、この画面で確認できます。
ただし、
(1)Wi-Fi経由でインターネットに接続されている
(2)電源に接続されている
(3)画面がロックされている
という条件が必要。自宅で充電する時にはWi-Fiに接続しておくのがおススメです。また、上記の画面を開いて手動でバックアップを作成することが可能です。
バックアップできるもの、できないもの
iPhoneが自動でiCloudにバックアップできる項目は下記の通りです。これらは無料で合計5GBまで保存が可能。容量が足りなくなったら、有料で追加することができます。また、iTunesStore/App Storeで購入した音楽・映画・アプリ・ブックは、容量の制限なく保存することができます。
一方、iCloudにバックアップされないものもあります。これらはパソコンに接続して『iTunes』でバックアップする必要があります。
iCloudにバックアップできるもの
iPhoneで撮影した写真・動画
各種設定 (壁紙・メール・連絡先など)
アプリのデータ
ホーム画面・アプリの配置
メッセージ (iMessage、SMS、MMS)
着信音
iTunesStore/App Storeで購入した音楽・映画・アプリ・ブック(容量制限なし)
iCloudにバックアップできないもの
CD等から取り込んだ音楽
iTunesStoreで購入していない動画
Podcast、オーディオブック