Appleのビジネス系アプリをご紹介するシリーズ、2本目は『Pages』です。レポートやチラシなど、文書を作るアプリで、Microsoft Officeの『Word』と互換性があります。単品1,000円で購入できますが、Numbersと同じく新しいiOS端末を買えば無料で利用できます。
書類作成の基本
Pagesを最初に起動すると、下記のような画面が出てきます。Numbersの回でもご紹介したように、「iCloudを使用」にしておくと後でファイルの共有が簡単になります。
Pagesホーム画面から「新規作成」をタップすると、様々なテンプレートが表示されます。レポートやニュースレターのテンプレートには表紙・本文がそれぞれ含まれており、画像やテキストを入れていくだけで簡単に整った文書を作成できます。
テンプレートなしで作成する場合は「白紙」を選択。開いたページの余白部分をタップするとキーボードが表示され、基本的な文字入力ができます。
入力した文字のスタイルはメニューから変更が可能です。
Wordのドキュメントを開く
PagesはWordドキュメントと互換性があります。開く場合は、メールの添付ファイルから、または『DropBox』などのオンラインストレージからアプリ経由で読み込みます。編集も可能ですが、上書きはされず、Pages内にコピーが保存される形になります。
DropBoxなどのアプリから開く場合は、シェアボタンから「このアプリで開く」を選択します。
Word上でレイアウトされた画像やテキストボックスも読みこまれます。文字に設定されたスタイルは、ある程度維持されますが完全に同じ形にはなりません。
次回は、他のユーザーと共有して編集する方法と、書類設定等の機能をご紹介します。