iOS 17.2で登場したアプリ「ジャーナル」が、大きくアップデートしました。カレンダー表示で過去の記録にアクセスしやすくなった他、連続記入記録や「心の状態」の記入など、自分を振り返ることの意義がさまざまな形で見える化されています。

カレンダーや数字で記入の履歴を振り返る

「ジャーナル」アプリには、新たに記入の履歴を数字でまとめた「詳細情報」画面が追加され、これまでのエントリー数や連続記入記録、描いた文字数などが表示されるようになりました。また、カレンダー表示も追加され、記入された日の一覧が可能に。過去記事へのアクセスも容易です。

  • 「ジャーナル」アプリを開き、上部の情報表示をタップ。これまでの各種記録が表示されます。各項目をタップすると、より詳しい情報を確認できます

  • 詳細情報の下にカレンダーがあり、記入した日には「・」が表示されます。タップするとその日のエントリーが開きます。カレンダー右上の[<][>]をタップすると前後の月へ移動。左上の年月表示をタップすると年・月をドラムで選択して移動できます

ジャーナルを書きながら「心の状態」を確認

昨年、iOS 17に「心の状態」という機能が追加されました。その日・その時の心の状態を記録することで、リフレクションやメンタルヘルスケアに役立てようというものです。

iOS 18のジャーナルでは、新たにジャーナルのエントリー画面上でこの「心の状態」のチェックおよび記録が可能になりました。

  • ジャーナルのエントリー画面を開き、キーボードの上部にある「心の状態」アイコンをタップ。ガイドに沿って心の状態を記入していきます

  • 最後に[完了]をタップ。現在の心の状態がグラフィックつきで記入されました

エントリーのプリントも可能に

ジャーナルのエントリーが紙にプリントできるようになりました。日付の範囲を指定して、1日分が1ページに出力されます。

  • アプリを開き、右上の[…]をタップ。メニューから[プリント]をタップします。必要に応じて、[開始日][終了日]をタップしてプリントする範囲を指定。[プリント]をタップします

  • プリントの準備が始まります(日付の指定範囲が長いと時間がかかることがあります)。プリンタを選択し、[プリント]をタップします

  • なお、この画面のシェアボタンからPDFを送信したり、ファイルに保存したりすることもできます。プリンタなしで外部に書き出したい場合はこちらが便利です