コントロールセンターにある「U」の字を2つ組み合わせたようなアイコンは、何に使うのでしょうか。これは、今流れている楽曲のタイトルやアーティストを調べることができる「ミュージック認識」機能です。店舗のBGMや海外ドラマのエンディングなど、流れている曲が気になった時に活用してみましょう。

「ミュージック認識」の使い方

「ミュージック認識」は、気になる曲が聞こえている時に1タップで曲を検索できる機能です。Netflixのドラマやradikoの音楽番組など、iPhone自体が再生中の楽曲でもOK。Apple Musicで配信されている曲ならそのまま続きを聴いたり、プレイリストに追加することもできます。

  • BGMやラジオで曲が聞こえている状態でコントロールセンターを開き、[ミュージック認識]をタップ。数秒〜10数秒程度で曲が認識され、バナーが表示されます

  • バナーをタップすると楽曲の情報が表示されます。[Apple Musicで開く]をタップすると、Apple Musicでその曲を含むEPやアルバムが表示されます

なお、Apple Musicで配信されていない楽曲でも認識は可能です。

  • Apple Musicにない曲でもタイトルとアーティスト名は確認できます

「Shazam」との連携でさらに詳しい情報を

「ミュージック認識」は、もともと「Shazam(シャザム)」という外部アプリの一部機能をiOSに組み込んだものです。iPhoneに「Shazam」が入っていれば、楽曲やアーティストについてより詳しい情報を手に入れることができます。

  • 「Shazam」をインストールした状態で上記と同様に[ミュージック認識]をタップ。結果が表示されたらバナーをタップすると「Shazam」が開きます。楽曲のミュージックビデオやアーティストのコンサート情報、関連楽曲なども表示されます

さらに、認識した楽曲を自動的にApple Musicのプレイリストに追加することもできます。

  • 「Shazam」を開き、左上の[設定]をタップ。[Shazamした曲をApple Musicに同期]をオンにします

  • 「ミュージック」アプリを開き、ライブラリの[プレイリスト]をタップ。[マイShazamトラック]を開くと、これまでに[ミュージック認識]で認識された曲が保存されています

コントロールセンターに「ミュージック認識」がない場合

コントロールセンターを開いても[ミュージック認識]のアイコンがない場合は、下記の手順で追加できます。

  • 「設定」を開き[コントロールセンター]をタップ。[ミュージック認識]の[+]をタップします