iOS 15では、「リマインダー」にタグ機能が追加されました。「#」をつけた単語がタグとなり、後から同じタグのついたリマインダーをすぐに一覧できる機能です。今回はWebページの情報を整理する目的でタグを活用する方法をご紹介します。

<1>Webページをタグ付きのリマインダーとして追加する

見たい映画、行きたいイベントや美術展など、Webページで一時的にキープしておきたい情報を見つけた時、どんな方法で保存していますか? スクショを撮ったり情報クリップ用のアプリを使うなど、手段はいろいろありますが、「リマインダー」を活用するのもおすすめです。

ポイントは、Webページを「リマインダー」へ保存すると同時に、タグをつけておくことです。

  • Safariで保存しておきたいWebページを開いたら、シェアボタンをタップ。「リマインダー」を選択します

  • 新規リマインダー作成画面が開きます。[詳細]→[タグ]の順にタップします。なお、この画面から[日付]や[優先順位]も設定できます(後述)

  • タグの候補が表示されます。使用したいタグを選択(または新規入力)して[完了]をタップ。最後に[追加]をタップします

これでこのWebページ(URL)がタグ付きのリマインダーとして保存されました。

<2>タグ付きのリマインダーを表示する

「リマインダー」のメイン画面を開くと、下部にタグの一覧が表示されます。タップすると、そのタグのついたリマインダーをリスト表示することができます。

  • 「リマインダー」を開き、下部にあるタグ欄からタグを選択。同じタグのついたリマインダーがリストアップされます。画像やURLをタップすると保存したページがSafariで開きます

<3>リストを並び替える

リストはさまざまな条件で並び替えができます。期限付きのリマインダーを近いものから順に並べたり、優先順位をつけたリマインダーを優先度の高い順に表示させるなど、目的に合わせた活用がしやすくなります。

  • タグ付きリマインダーがリストアップされた状態で、右上の[…]をタップ。メニューが表示されたら[表示順序]をタップ。並べ替えたい項目を選択します

  • 並べ替えが完了しました。同じくメニューから[早い順][遅い順]をタップすると、リストの先頭と最後が入れ替わります

リマインダーに期限や優先順位を設定する方法

リマインダーで期限を設定するには、前述したようにリマインダー作成時の詳細画面で[日付]をタップし、カレンダーから選択します。

既存のリマインダーに期限を追加する手順は下記の通りです。

  • 既存のリマインダー項目をタップ→[i]が表示されたらタップ。詳細画面で[日付]をタップし、カレンダーから日付を選択します。最後に[完了]をタップします

リマインダーに優先順位を付ける手順は下記の通りです。

  • 新規作成時、または既存リマインダーの[i]で詳細画面を開き、[優先順位]をタップ。優先度の高さを選択。前の画面に戻って[完了]をタップします