iPhoneのホーム画面を軽く引き下げると検索窓が表示されます。これは「Spotlight」という検索機能です。一見すると地味な検索窓にすぎませんが、独自の進化を続けた結果、iOS 15ではかなり面白い検索エンジンになっています。

「人」の情報を網羅する検索

Spotlightで人物の名前を検索すると、関連する情報をWebサイト、ニュース、画像などの他、SNS、ポッドキャストなど、その人に関連する情報が整理された状態で表示されます。

  • ホーム画面を少し引き下げます。「Spotlight」の検索窓が表示されたら人の名前を入力して[開く]をタップ

  • 関連する情報が独自に整理された状態で表示されます。タップするとより詳しい情報を示したり、それぞれの情報源へ移動したりできます

説明を読むより試していただくほうが楽しいと思うので、タレント・ミュージシャン・スポーツ選手・政界財界人など、興味ある著名人の名前で検索してみてください。

  • 人に関連する基本情報から最新のニュースやWebサイト、音楽・ポッドキャストなど、幅広い情報を1画面で確認できます

「連絡先」とのやり取りをまとめて検索

著名人ではなく、いつも連絡をとっている人の名前を検索するとどうなるでしょうか。「連絡先」に登録されている人を検索すると、直通のメッセージや通話へのボタンが表示される他、メールや写真、共有リンクなど、これまでの連絡履歴が一覧できます。

  • Spotlightで連絡先に登録されている人を検索。検索結果に出た連絡先をタップすると、その人とのやり取りを1画面で確認できます

写真、アプリ、メモ、ルート検索もSpotlightから

Spotlightは、自分の「写真」「メモ」「メール」などの中身や、AppStoreのアプリ、「マップ」のルート検索など、幅広いアプリを横断して何かを”探す”ことができます。

  • 自分の写真、メモ、メールなどの中身を検索したり、マップやAppStoreなどの情報へ直接アクセスしたりできます

特定のアプリを探して開く前に、Spotlightで検索してみると探しものが手早く見つかるかもしれません。