iPhoneが大型化しているとはいえ、視力の悪い方や老眼の方にとっては、やはり読みにくい文字もあるでしょう。そんな時は、画面表示やアクセシビリティの設定で見やすくする機能を活用してみましょう。

「拡大」設定で全体的に表示を大きくする

「拡大表示」の設定では、アイコンや文字、アプリ上のパーツなど、全体的に表示を大きくすることができます。

  • 「設定」を開き「画面表示と明るさ」を選択→一番下の「拡大表示」を選択

  • 「拡大」を選択して「設定」をタップ→この画面が出たら「拡大を使用」をタップ。画面がいったん消えます

  • 再表示されると、表示が大きくなっています。ロック画面、ホーム画面、各アプリの画面ともに拡大されます

基本のテキストサイズを大きくする

アプリ上や通知などの文字が小さくて読みづらい場合には、文字サイズを変更することができます。

  • 「設定」を開き「画面表示と明るさ」を選択→「テキストサイズを変更」を選択

  • 下部のスライダを動かして文字サイズを変更します。上部にあるサンプル文字のサイズが変化します

  • 「メール」など、文字サイズ変更に対応したアプリは、設定に合わせて表示が変更されます

  • ただしSafariでは、各Webサイトに設定されているデザイン上の文字サイズが優先されます

  • オプションで「文字を太くする」も選択できます

画面を部分的に拡大表示する方法

「アクセシビリティ」の「ズーム」機能を使うと、画面を部分的に拡大表示して見ることができます。

  • 【準備】「設定」を開き「アクセシビリティ」を選択→「ズーム」を選択→「ズーム機能」をオンにしておきます

これでズーム機能が使用できる状態になりました。画面を3本指でダブルタップすることで、ズームレンズ(拡大範囲の枠)が表示されます。ホーム画面でもアプリ上でも使用可能です。

  • 画面を3本指でダブルタップ。ズーム範囲が表示されます。枠の下部を押さえてドラッグすると、ズーム位置を動かすことができます

  • 範囲内を3本指でドラッグすると、枠の中身を移動させることができます

  • 範囲内を3本指でダブルタップ+ドラッグすると、拡大倍率が変更できます(上へ動かすと拡大、下へ動かすと縮小)

  • 画面をもう一度3本指でダブルタップすると、ズーム機能が終了します