Apple Payで使用中のSuicaは、機種変更をした際に残高ごと新しいiPhoneに引き継ぐことができます。ただし、引き継ぐには旧い端末からSuicaをいったん退避させる必要があります。退避と引き継ぎの手順を確認しておきましょう。
旧い端末からSuicaを退避させる方法
旧い端末で使用中のSuicaを新しい端末に引き継ぐ場合、使用中のSuicaをWalletから削除します。削除と聞くとちょっと怖いかもしれませんが、カードの情報はクラウド上に保存されるので大丈夫です。
手元に旧い端末がない場合は、新しいiPhoneから削除することもできます。ただし、この方法ではSuicaを含めたすべてのカードが旧端末で使えなくなります。
これで、新しい端末にSuicaを引き継げる状態になりました
引き継いだSuicaを新しい端末に登録する方法
新しい端末でWalletを開き、引き継いだSuicaを登録します。
Suicaを引き継いだら注意すべきポイント
Suicaを新しい端末に引き継ぐと、Suica ID番号が変わる場合があります。これはApple Payに設定されたSuicaの固有番号で、JE30Fで始まる17桁の英数字です。
この番号を使ったサービスを利用している場合は、新しいSuica ID番号を登録し直す必要があります。エクススプレス予約連携サービス、スマートEXなどのJRのサービスの他、Suicaを入退館キーや鍵として使用している場合はご注意ください。
また、ポイントサービス「JRE POINT」にiPhoneのSuicaを登録してある場合も、番号が変わるとポイントが加算されなくなってしまいます。登録中のSuica ID番号を確認しておきましょう。