春先までは上着のポケットに入れていたiPhoneも、これからの季節はどうしてもカバンの中に。でも、歩きながらイヤホンを使うとケーブルがジャマになります。特に傘をさしていると引っかけやすくてキケン。

そんな時はBluetoothが便利です。Bluetoothは近距離で特定の機器間の通信をする無線の規格。PCの無線マウスやキーボード、車載アクセサリなどに使われています。フィーチャーフォンでもBluetooth対応機種が多数出ているので、イヤホンやヘッドフォンを使った経験がある方も多いかもしれません。

今回は、iPhoneとBluetooth機器の接続方法をご紹介します。

Bluetooth機器を接続してみよう

今回使うのは小さなクリップ付きのワイヤレスヘッドセット。iPhoneはカバンの中に入れたまま、ヘッドセット本体を服などにクリップで留め、そこにイヤホンを接続して使うことができるというものです。こうしたサイズ・価格重視タイプの他、耳掛けタイプや音質重視の本格派ヘッドフォンまで、いろいろな種類が販売されています。

マイク対応で通話も可能、FMラジオの受信もできます

キーボードやスピーカーなど、他のBluetooth機器も接続の手順は同じです。ただし、Bluetooth機器を接続するとバッテリーの消費が早くなるので、残量が少ない時にはご注意を。

Step1.ペアリングする

初回のみ、機器の初期設定(ペアリング)が必要です。機種によってはiPhone側でパスコード(PIN)の入力が必要になる場合がありますので、Bluetooth機器の説明書を読んでおきましょう。

iPhoneの「設定」→「Bluetooth」を「オン」に。近くにあるBluetooth機器を自動的に検索し始める

レシーバーを「ペアリングモード」に。この機種の場合は電源ボタンを6~7秒長押し

iPhoneの画面にBluetoothの機種名(この場合はMW600)が表示されたらタップ。パスコードを要求されたら、説明書を確認して入力します

これで接続されました

Step2.音楽を再生

音楽を再生すると、ヘッドセットに接続したイヤホンから音が聞こえます。

iPhoneの画面から出力先を切り替えることも可能

Step3.次回からの使い方

次回からはヘッドセット側の電源をONにすれば、自動的にiPhoneと接続されます。Bluetooth接続中はiPhoneのステータスバーにBluetoothのアイコンが表示されます。

ステータスバーのBluetoothアイコン表示。待ち受け中(左)と接続中(右)

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