iPhoneでWebサイトを見る時にはSafariをお使いですか? 毎日使うものだし、シンプルなので今さら説明も必要ないかもしれませんが、実はあまり使っていない便利な機能があるかも? 今回は「タブ」を効率よく扱う小技をご紹介します。

基本編:Safariの「タブ」とは?

MacのSafariで複数のページを開くと、画面の上部に小さな見出し「タブ」が並び、クリックして表示を切り替えることができます。iPhoneのSafariでは1画面に1ページしか表示できませんが、実はMacと同じくタブの機能があるんです。どこにあるかというと……。

  • ここです。タブボタンをタップすると開いているタブを一覧できます(ボタンが見当たらなければ画面の一番下をタップすると出てきます)

  • スクロール+タップでタブの切り替え表示が可能。「×」をタップ、または左にスワイプしてタブを閉じることができます

  • 今あるページをそのままにして別のページを開きたい場合は「+」をタップ。新しいタブを開くことができます

応用編:タブを便利に使う小技

開いているタブを一気に閉じる方法

メールやSNSのリンクからWebページを開くと、Safariが新しいタブでそのページを開きます。これが続くと、何十ものタブが開きっぱなしの状態になってしまいます。これを1つずつ閉じていくのは面倒ですよね。そんな時は、全てのタブをまとめて閉じてしまいましょう。

  • 右下のタブボタンを長押し→「すべての**個のタブを閉じる」をタップ→タブがすべて閉じ、新しいタブが1つ開いている状態になりました

さっき閉じたタブを開く方法

さっき閉じてしまったタブ、もう一度見たいのに閲覧履歴を探しても見つからない……なんてことはありませんか? そんな時は、最近閉じたタブを確認すると見つかるかもしれません。

  • タブボタンをタップ→「+」を長押し→最近閉じたタブが表示されます

Mac/iPadで開いていたタブを開く方法

自分のMacやiPadで開いていたタブをiPhoneでも開きたい……という場合は「コンティニュイティ」が便利ですが、使えるのは近くでMacやiPadを開いている場合のみ。わざわざ取り出してSafariを開くのも面倒だし……なんていうときは、タブ一覧を開いて一番下までスクロールしてみましょう。

  • タブボタンをタップ→一番下までスクロール→自分のMacやiPadのタブ一覧が表示されます。タップでそのページを開けます