iPhoneのカメラは、開くと上下にいくつかのメニューが並んでいます。これらはフラッシュやタイマーなどの機能を使ったり、動画やパノラマなどの撮影モードを変更する場合に使用します。今回はこれらのメニューの使い方をご紹介します。

  • カメラを開くと上下に表示されるメニュー。それぞれの使い方は?

上部のメニューで撮影機能を選択

上部に並んでいるのは、フラッシュ、ライブフォト、タイマー、フィルターのボタンです。ライブフォトは「写真」モード以外では表示されません

1)フラッシュ

  • タップしてフラッシュのオン/オフ/自動を切り替えます。「自動」を選択すると、暗い場所でのみ自動的にフラッシュがオンになります

2)ライブフォト

  • タップしてライブフォトのオン/オフを切り替えます。ライブフォトがオンの場合、カメラのシャッター音が「ポコッ」という音になります

ライブフォトとはApple独自の写真形式で、静止画と共に3秒間の動画・音声を記録することができます。ライブフォトについては別の回に詳しくご紹介します。

3)タイマー

  • セルフィーの撮影など、シャッターボタンを押しにくい場合に活用できるタイマー撮影機能です。タップして3秒または10秒に設定。シャッターボタンをタップするとカウントダウンの後、10枚連写で撮影されます

4)フィルター

  • 撮影しながら色調を変えられるフィルターです。タップしたら下部のメニューから種類を選択し、撮影します。加工度合いは比較的控えめ

  • 「写真」アプリで編集すると、後からフィルターを変更したり、なしの状態に戻すことができます

下部のメニューで撮影モードを選択

  • 下部に並んでいるのは、カメラアプリの撮影モードを切り替えるメニューです。「写真」から右側がポートレートやスクエアなどの静止画系、左側が動画系撮影モードです

写真系の各モードはこのように撮ることができます。

  • 「写真」通常の4:3の写真です。
  • 「ポートレート」一眼レフカメラで撮影したような、背景にボケのある写真が撮れます。さらに「照明効果」機能でさまざまな演出をすることができます。これについては別の回に詳しくご紹介します。
  • 「スクエア」正方形の写真が撮れます。通常の写真よりも容量を少し節約できます。
  • 「パノラマ」カメラを水平に動かして、広い範囲を横長の写真に収めることができます。

動画系の各モードではこのように撮ることができます。

  • 「ビデオ」通常の動画撮影です。
  • 「スロー」スローモーションの動画を撮影できます。
  • 「タイムラプス」早送りしているような動画を撮影できます。