iOS 12の新機能として「スクリーンタイム」が搭載されました。これは、iPhoneでどのアプリを何時間使ったのかを視覚的に表示したり、特定のアプリの使用時間に制限を設けることができる機能です。iPhoneの使いすぎを防いで、日頃の生活を見直してみませんか?

  • 今日、自分がiPhoneをどれくらい使ったか、数字で把握してみましょう

(1)iPhoneを何にどれだけ使ったのか確認する方法

スクリーンタイムではその日のiPhoneの使用状況を細かく確認することができます。

  • 設定→スクリーンタイムをタップ

  • その日の使用状況が表示されます。「iPhone」をタップするとさらに1時間ごとの使用状況がわかります

  • 下段には使用されたアプリが時間の長い順に並んでいます→「カテゴリを表示」をタップすると、「ゲーム」「SNS」などアプリのカテゴリごとに並び替えられます。「AppとWebサイトを表示」をタップすると元に戻ります

  • 画面を下へスクロールすると、iPhoneを持ち上げた回数や通知の回数が表示されます。

同じ内容について、過去1週間の状況をまとめて見ることもできます。

  • この画面で「過去7日間」をタップ→1週間の使用状況が表示されます

(2)アプリの使用時間を制限する方法

スクリーンタイムでは、アプリの使用時間を確認するだけでなく、使用できる制限時間を設定することもできます。状況を見て使いすぎが気になるアプリがあったら、制限時間を設定してみましょう。

  • 上記の画面から、制限したいアプリをタップ→「制限を追加」をタップ

  • 数字を回して時間を決め、「追加」をタップ→制限時間が追加されました

これで1日の合計使用時間の上限が設定され、それを超えるとアプリを開けなくなります。

  • 制限時間をすぎるとアプリアイコンがグレーになり、タップしても内容が表示されません。ただし、制限を無視して使用することもできます

ただし、それを無視して使用するのも可能です

応用編:制限時間を曜日ごとに変える方法

制限時間は曜日ごとに変えられます。平日は控えるけど土日は思いきりゲームしたい、という場合などに活用できます。

  • 上記の画面で数字を回して時間を決め、「曜日別に設定」をタップ→設定を変えたい曜日をタップ

  • 曜日ごとの時間を設定したら左上をタップ→「追加」をタップ

応用編:「ゲーム」の使用時間を制限する方法

ゲーム類全般のやりすぎを制限したくても、ゲームアプリはいくつもあるので、全てに制限時間を設定するのは難しいですね。そんな時は「ゲーム」カテゴリ全体に制限時間を設定しましょう。カテゴリに含まれる全てのアプリの合計使用時間を制限できます。

  • 設定からスクリーンタイムを開き、「App使用時間の制限」をタップ

  • 「制限を追加」をタップ→制限したいカテゴリを選択し「追加」をタップ

  • 数字を回して時間を設定。左上をタップして戻ります。同様に作業を繰り返して、他のカテゴリにも制限時間を儲けられます