Apple IDを登録した時に設定した「セキュリティ質問」の回答を覚えていますか? セキュリティ質問は、パスワードなどのアカウント情報を変更する際に、本人確認のために用いられるもので、Apple IDを登録する際に必ず設定する必要があります。

忘れない質問と答えを選んで決めたはず……なのに必要になった時に思い出せないケースがけっこうあるようです。何度も間違えるとしばらくの間アカウントがロックされてしまうので要注意。

ここではセキュリティ質問の答えを忘れてしまった場合の対処法をご紹介します。これらの作業はApple ID管理ページ「My Apple ID」で行います。Apple ID・パスワードでサインインしてください。

Apple IDの管理ページ「My Apple ID」

修復用メールアドレスを登録済みの場合

Apple IDには、セキュリティ質問をリセットするための「修復用メールアドレス」という仕組みがあります。これがあらかじめ登録してあると、セキュリティ質問の答えを忘れてもすぐにリセットが可能です。修復用メールアドレスの登録方法はこのページの最後でご紹介します。

Apple IDの管理ページにサインインし、「セキュリティ」をタップ

セキュリティ質問の画面が出たら、下の方にある「セキュリティ質問をリセット」をタップ

修復用メールアドレスにリセット用のメールが届きます。「今すぐリセット」をタップ

再びサインインし、この画面が出たら3つの質問を選択して、回答を入力。「アップデート」をタップして完了です

回答は忘れないうちにメモして、なくさないよう保管しておきましょう。

修復用メールアドレスを登録していない場合

修復用メールアドレスを登録していない場合は、サポートセンターの方でリセットしてもらう必要があります。下記の手順で、サポートセンターから電話をかけてもらう仕組みになっています。

はじめに「Appleサポートへのお問い合わせ」ページを開きます。

サポート製品を選択。(今回はiPhoneを選択)

問題の種類から「Apple IDとパスワード」を選択

さらに細かい選択肢から「Apple IDのセキュリティ質問を忘れてしまった」を選択

表示されたオプションからサポトー方法を選ぶ。今回は「今すぐアドバイザーと話がしたい」を選択

電話番号を入力。サポートから電話をして欲しい番号から最初の「0」を除き、続きを+81の後に入力します。最後に「続ける」ボタンをタップ

これで、後ほどサポートセンターから電話がかかってきますので、案内に従って操作をしてください。本人確認のためApple IDの支払い情報に登録してあるクレジットカードを用意しておきましょう。

修復用メールアドレスの登録方法

こうした面倒なことになる前に、修復用メールアドレスを登録しておきましょう。

Apple ID管理画面にサインインして、「セキュリティ」をタップ

セキュリティ質問の回答を入力し、「続ける」をタップ

「修復用メールアドレス」の欄にある「メールアドレスを追加」をタップ

Apple IDとは別のメールアドレスを入力して、「次へ」をタップ

入力したアドレス宛にこのようなメールが送信されます

メールに記載された6桁の数字を入力し、「確認」をタップ

ここに登録したメールアドレスが表示されていればOK!