iPhoneをお使いのみなさん、iOSのアップデートはお済みですか? 先日から最新版「iOS 9.3.1」の提供が始まっています。対象機種はiPhone 4Sよりも新しいモデルです。特に5s以降の機種であれば9.3の新しい機能を十分に活用することができるため、アップデートをお勧めします。

アップデートって?

スマートフォンは精密機器です。細かな部品の集まりです。それを携帯電話や情報端末として動かすために、部品・データ・通信などを制御しているのが「OS」といわれる命令系統です。iPhoneの場合はそれを「iOS」と呼んでいます。

OSは、機器の進化に伴う命令の追加・変更やセキュリティ対策のために、時々内容の改訂が行われます。手元の端末をメーカーから提供された改訂版に入れ替えることを「アップデート」といいます。今回は、先月改訂された最新版のiOSにアップデートする方法をご紹介します。

アップデートの手順

iPhoneの画面にこんな表示が出ていたら、すぐにアップデートを始められます。

「ソフトウェア・アップデート」の通知窓か、「設定」に赤い数字が出たら要チェック!

タップするとこのような画面が出てきます。

「今すぐインストール」をタップ。アップデート作業がスタート

通知窓や赤い数字がない場合は、下記の手順で作業をスタートします。

設定>一般>ソフトウェアアップデートの順にタップ

「ダウンロードとインストール」をタップ

自動的に再起動

パスコードを求められたら入力

「利用規約」の画面で「同意する」をタップ。「利用条件」の画面で「同意する」をタップ

ダウンロードが始まりました。あとはそのままで、自動的に再起動すればOK

再起動中はこのような画面になります。しばらく時間がかかります

なお、ダウンロードとインストールはWi-Fi接続と50%以上の充電が必要です。自宅で充電ケーブルにつないで行うのがおススメです。

再起動したら

パスコードを求められたら入力

このような設定画面が表示されるので、必要事項を入力していきます。これ以外の画面が表示される場合もあります

iCloudの設定

iCloudとは、iPhoneの中にあるデータの一部をAppleのデータセンターに預けられる、貸しロッカーのようなものです。アドレス帳など、大事なデータのバックアップにも使用できます。

診断の設定

利用者の使用状況を今後の開発に活用するため、Appleに自動的に情報を送る機能です。選択はどちらでもOKですが、データ通信量を少しでも節約する場合は「送信しない」を

以上でアップデート作業は完了です