今回は、前回に引き続き「設定」アプリの中身について、その意味と使い方をご紹介します。ホーム画面から「設定」を開き、前回の続きから見ていきましょう。

ホーム画面の「設定」

今回はここから

けっこう大事なところ「一般」

「一般」と言われてもピンときませんが、中身はiPhoneの基本的な情報を集めた項目です。パソコンでいえばマイコンピュータの「プロパティ」や「情報を見る」に似たような部分に当たります。

「一般」を開くとさらにいろいろな項目が。便利な項目をいくつかピックアップしてみましょう

「情報」では空き容量、アプリの数、写真の枚数など、今のiPhoneの状態を数字で確認できます

「Siri」ではSiriの使用/不使用や言語、女性/男性を切り替えられます

「ストレージとiCloudの使用状況」では、どのアプリがどのくらい容量を使っているかが分かります

「リセット」→「すべてのコンテンツと設定をリセット」では、iPhoneの中身を全部消去します。人手に渡る場合には忘れずにリセットしましょう。その他の項目では一部の情報のみをリセットします

iPhoneの使い勝手を確認する・カスタマイズする

iPhoneの文字サイズや着信音など、見た目や操作性を自分に使いやすいようカスタマイズすることができます。

画面表示と明るさ:画面の明るさや表示の大きさを変えることができます

「表示」で全体的に拡大サイズで表示できます

「文字サイズを変更」でこれくらいサイズを変えられます

壁紙:ロック画面・ホーム画面の壁紙を、カメラロールなどから選択できます

サウンド:電話やメッセージの着信音や振動パターンを変更できます。ロックの音やキーボードのクリック音を消すこともできます

Touch IDとパスコード:指紋認証でロック解除できる「Touch ID」や、パスコードを使う準備・変更ができます。安全のためにTouch IDまたはパスコードを使用しましょう

バッテリー:バッテリーが減ったときに長持ちさせる「低電力モード」をオンにできます。また、各アプリがどれくらいバッテリーを消費しているのかが分かります

プライバシー:位置情報サービスや連絡先、カレンダーなどの個人情報を、どのアプリが利用しているのかが分かります。アプリごとに利用を拒否することもできます

Appleのサービス関連

Appleが提供するサービスについて、利用状況の確認や変更ができます。

iCloud:オンライン上にデータを保存できる「iCloud」の利用状況が分かります

アカウント名をタップすると、Apple IDのパスワードや支払い情報など、重要な情報を確認・変更できます(ここを開くにはパスワードの入力が必要です)

iTunes & App Store:音楽やアプリを購入するためのApple IDの設定をします

ここから下は各アプリの設定になります。それぞれのアプリの設定を確認・変更したい場合に使用します。

「メール」で使うメールアドレスや、Safariの検索エンジンなど、各アプリの使用環境を確認・変更できます