iPhone登場の時から変わらずホーム画面に置かれているのが「設定」のアイコンです。開いてみても何かが始まるわけでもなく、よく分からない項目が並んでいるばかり。でも、実はiPhoneにとってはすごく大事なトコロなんです。

存在感が薄いようで、実は重要なものが詰まっている「設定」

iPhoneのお世話係

設定アプリを開くと、こんな画面

「設定」アプリをタップして開くと、このようにたくさんの項目が並んでいます。ここにあるのは、下記のような操作を行うためのメニューです。

1)iPhoneの状態を確認する/変更する
2)iPhoneの見た目や音を変更する
3)「通知」のオン/オフ、表示方法を変更する
4)バックアップの状態を確認する
5)各種アプリに許可すること/しないことを変更する

他にも色々ありますが、よく使うのはこれくらいです。iPhoneのホーム画面を正面玄関とすると、「設定」アプリは勝手口のようなものと考えるとよいでしょう。家のためのお世話やメンテナンスの入り口、という感じです。

では、順番に意味と使い方を見ていきましょう。

iPhoneの状態を確認する/変更する

「設定」を開いて上の方にある項目は、iPhoneの現在の状態を表しています。それぞれ、タップして詳細画面を開くと詳しい情報を見ることができます。

機内モード:飛行機搭乗時などに使用する、通信を一切使用しない状態です。詳細画面はありません

Wi-Fi:Wi-Fi通信の接続先を表示します。詳細画面では、接続先を手動で選んだり、Wi-Fi通信をオフにすることができます

Bluetooth:Bluetooth通信のオン/オフを表示します。詳細画面では、タップして接続するデバイスを設定できます

モバイルデータ通信:詳細画面では、モバイルデータ通信の使用状況がわかります

下の方へ移動すると、各アプリの通信使用量が確認できます。通信の許可/不可もここで

インターネット共有:iPhoneのモバイルデータ通信を利用して、ノートPCや携帯ゲーム機などのインターネット接続ができます(携帯電話会社の「テザリングオプション」契約が必要です)。詳しい使い方はこちらから

キャリア:現在使用中のキャリアが表示されます。国外で使う場合、詳細画面で「自動」をオフにして手動でキャリアを選ぶケースがあります

通知:通知は、アプリが自動的に取得した新しい情報・メッセージを画面上部やロック画面に表示する機能です。

新しい情報・メッセージを出して欲しい場合は左のように、不要な場合は右のように設定します

コントロールセンター:コントロールセンターは、iPhoneの画面下端から上にフリックしたときに出てくる窓のこと。詳細画面ではロック画面およびアプリ使用中に出せる/出せないを変更できます

おやすみモード:オンにすると、通知や着信音が鳴らなくなります。時刻を指定して自動的にオン/オフしたり、オンにしていても特定の人だけは許可するなど、細かな設定が可能です

続きは次回ご紹介します。